閻魔堂(えんまどう)

閻魔市中の閻魔堂(いつもはもっと寂れてる)柏崎市のイベントで有名なのに、「閻魔市(えんまいち)」があります。
いわゆる巨大縁日状態で、毎年6月の14,15,16日に開催されます。
市内の目抜き通りがこぞって歩行者天国となり、どこもかしこも屋台だらけ・・・
地元民には「閻魔さん」と言われ、一年の中でも最大のお楽しみ行事となっています。
でも元来の由来は、東本町にある「閻魔堂」の行事なのです。













閻魔市中はドレスアップ(?)して解放中写真で見ると、どうどうとしたお堂に見えますが(笑)
そんなに大きなお堂ではありません。
東本町の一角に、ひっそりと立っています。
境内の並びに、柏崎市唯一の映画館があって、普段はそっちの方がメインに感じます(爆笑)。
お堂自体は、普段も解放されてるのですが、シーズンをはずれると雨戸等で武装してしまいますので、内部をみるのにはやっぱり閻魔市の時が一番でしょう。
その名の通り閻魔大王が奉られており、その左右には配下(?)達の像が何体かあります。
何せ柏崎市民の年中行事ですので、子供達は何か悪いことをすると大人達に、「閻魔さんに舌抜いてもらうよ」とか言って脅されていたりします(あーこわ!)
本来はこの閻魔堂にお参りするのがこのお祭りの第一趣旨なのですが、花より団子のこのご時世、どうしても縁日の方に目が行ってしまいがちです。
年に一回ぐらい、お参りしましょうね>閻魔様
ちなみにこの閻魔市、彼氏や彼女と行くのが常識とされてます。
独り身で行くのは「閻魔イモ」と言われます(どーせ私はそうさ!)
閻魔市期間中は道路も大混乱(だって通行止めが多いから)。国道8号を通り抜けるだけでも非常に時間が掛かります。用事のない方は、高速道路でスルーしちゃって下さい。(早く出来ろよ>バイパス道路)








閻魔堂内部にある地獄絵図・・・閻魔堂内では、お札を売っていたりしてますが、写真のような地獄の絵図が奉納されています。昔はこれを見て、怖いと思ったんでしょうね>参拝客。
その他、賽の河原で石を積む餓鬼達の像などもあります。
色彩は鮮やかで明るい感じですが、一人で見に行くのはちょいと嫌かも。
「閻魔イモ」覚悟で、友達と団体で見に行くのが楽しいのではないでしょうか?

各地にも閻魔堂はありますが、何故柏崎だけがこのように盛大にお祭りしてるのかは謎です。
何方か教えて下さい。











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