番神堂

番神堂正面方向日蓮聖人着岸の霊地として有名な番神岬に建つお堂。本坊は妙行寺というお寺だそうだ。
1274年佐渡に配流されていた日蓮聖人が赦され、佐渡から寺泊に向かう途中嵐で漂流、漂着したのが番神岬であり、無事を感謝してその地に八幡大菩薩を中心に、29の神様を奉ったといわれている。その当時、番神堂は真言宗のお寺だったそうだが、当時の住職様が日蓮聖人に深く帰依なさったので、日蓮宗に改宗したのだそうだ。
・・・その関係なのだろうけど、柏崎地方は結構日蓮宗の信者が多いみたいです・・・













現在の岬から・・・古来はこの岬の下は海だったのだろうが、現在はしっかり陸地である。
(ちなみに下は柏崎港中央埠頭) 何故か並びに(笑)日本海の天守閣をうたう某ホテルが建っており、そのホテルの入口と番神堂の参道が共存しており、どこまでがどちらの土地なのかは素人目には判断できなかったりする。
写真のバックは柏崎マリーナで、個人所有のヨットやクルーザーが停泊している。銅像は、一応日蓮聖人である。















精巧な彫刻で有名なお堂現存するお堂は、明治になってから再建されたもの。その力強い彫刻は一見の価値がある・・・が、昔は直接観ることが出来たのだが、海沿いの風雪を避けるために、近年ガラスの壁が設置去れ、ガラス越しにしか観られなくなってしまった・・・残念。
そうそう、お堂の三方の彫刻の中に、一羽の蝶があり、これを見つけることが出来た人は幸運なことが起きるとか何とか?そんな表示看板もありました。根性のある方は探してみましょう。
















お光・吾作の碑

佐渡情話といえば・・・番神堂の近所に(参道沿い歩いて数分)諏訪神社という非常に良くある名称の神社がありますが、その境内には「お光・五作の碑」があります。
番神岬には日蓮聖人漂着の他にも伝説があって、歌謡曲でも有名な「佐渡情話」があります。(人恋岬ともいうね)
そう、恋人同士がこの地で逢い引きしたという・・・でも本当にたらい舟で佐渡から柏崎まで渡ってこられたのだろうか?来るだけならまだしも、帰るのは難しいんじゃないかな?それも一晩で???
まぁ、とにかく、与謝野晶子が詠んだという歌の碑もあります。
 たらい舟荒海も越ゆうたがはず
            番神堂の燈かげ頼めば


女の執念海もを渡る?








裸石大明神

祠の中・・・覗いてみれば予想通り(^-^;;やはり諏訪神社の境内に、裸石大明神なる表示の祠があります。
勘の良い方はもう解ってると思いますが・・・(爆)
そう、子宝祈願にとっても良く効く大明神が奉ってあります。
石造りです・・・一目でわかっちゃいます。
見たい人だけ拝みましょう!
そうでない人は通り過ぎましょう。
えっ?私ですか??
格子が邪魔で写真が撮れなかったんだよなぁ(トオイメ・・・)















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