他人(ひと)の提案にネガティブな意見ばかり言うヤツは大体嫌われる。 じゃあ、どうすれば良いのか言えよって陰口を叩かれるもんだ。 しかし、ダメなことしか分からないんだから仕方ないよな。 間違った方向に進むのが分かっていながら、何も言わないのも不義理というもんだ。 もっとも、ゲームをプレイする分には楽しいことが正義であって、つまらない話を書く必要もないのだが・・・。 相変わらずプレイしたいゲームがなくて困っている。 いつもアマゾンのランキング見てるんだけど、ホントに何にもない。 しょうがないから、各ゲーム機ごとのランキングまで見ていったら、WiiUの『ZombiU』が88%で売られていた。 発売された当初、評判良すぎて胡散臭かったから私はスルーしてた作品である。 あんまり気乗りはしないけど、タダ同然なら試しにやってみるか、という程度の気持ちで私はプレイし始めた。 『ZombiU』は最初が一番シンドイ。 はじめのうちは武器がほとんどないから、複数のゾンビに襲われると大抵すぐ死ぬ。 ゲームの理解が進まないうちに死ぬもんだから、やる気がなくなるんだ。 最初は私もすぐに電源切ってた。 ただし、死んだ敵は蘇らないので、次やれば少しは前進出来る。 ちょっとずつ進んでいくうちに装備が充実してくるし、ゲームの理解も進むので、だんだん楽になっていく。 如何に最初を乗り切るか、がこのゲームを攻略するポイントだな。 ここで気付くのは、最初の壁をタブコンがより高くしていることである。 レーダーを見たりアイテムを使うときに、テレビから目線を外してタブコンを見なければならない。 しかもゲームの進行は止まらない。 これはイヤだったなあ。 レーダーを見るときとか、怖いからテレビから目線を切るのにストレスを感じる。 加えて、カバンを操作するときなんか、いちいちしゃがむから、テレビ側に目線を移したときにちょうど主観視点が動いて、自分がどっち向いているか分からなくなったりするんだ。 おそらくタブコンの存在意義を出すために進行を止めないんだと思うのだが、テレビ側で半透明処理したり、十字キーにアイテムを割り当てた方が手っ取り早い気がする。 やりづらいって事はそれがゲームになっているわけで、悪いわけではないんだけど、少なくともタブコンを使うことが得にはなってないんじゃないか。 巧くない。 タブコンの有効な使い方は相変わらず分からないな。 目線を切ることに、どういう意味を持たせるのか。 単純に情報量の多いゲームでも創った方がイイのかもしれん。 ポップアップでは表示しきれないほどの複雑なデータをタブコン側に表示するSRPGとか。 あるいは、テレビ側とタブコン側で別のゲームが進行していて、プレイヤーが操作してない側はオートで動いてるとか。 それぐらいのことは創り手も考えてるだろうから、ゲームが出てこないって事はその程度じゃダメってことか。 |