グランディア2

大作ゲーム発売日の前日 2000_08_02

 

明日はとうとう、『グランディア2』の発売日である。
いつもはさんざん待たせるゲームアーツが、今回はなにやらすんなりと発売にこぎ着けた感がある。
DCの作り易さのおかげだと良いのだが。
「DCは作り込みが効かなくて面白くない、適当に仕上げちゃおうっと」てな事でないことを祈りたい。
というか、既にPS2への参入第一弾が発売間近となっており、かなりいや〜んな感じだ。
とはいっても、やはり大きな期待を持って明日を迎えるのは間違いない。
私は休暇を取った。(自動車免許書き換えのついでだが)

ところで、またDCがおかしくなった。
大半のゲームを、DC用のディスクだと認識してくれないのだ。
辛うじて動くのは『ミスタードリラー』と『首都高バトル2』だけ。
私にこの2本だけをずっとプレイしてろというのだろうか。
『グランディア2』の発売を控えているだけに修理に出すわけにも行かないし、以前購入した2台目のDCはいま兄の元にある。
愛着があるとはいえ、古い方を手元に残したのは間違いだったろうか?
致し方なく、私は3台目のDCを買いに渋谷へと向かった。

ところで、「ところで」が続くんだけど、ゲームマシンの本体というのは、大抵原価割れした値段で売るものなんだそうである。
後から購入してくれるゲームのランセンス収入で儲けるのだ。
そういう意味では、私のように3台も買っていく客は迷惑至極かも知れない。
しかし、私は普通の客の3倍は買っているから許して欲しいものである。

さて、ゲーム機というものは相当原価が高いものだから、当然定価に対する利幅は小さい。
必然的に、どこへ行っても、現行機種はほとんど値引きしないものだ。
その辺に、毎週秋葉原へ行く私が、今日に限って渋谷に出かける理由がある。
渋谷には量販店があるからだ。
「さくらや」と「ビッグカメラ」は共にポイントカードで10%ポイントバック。
秋葉原でも特に安くはないだろうから、量販店に行かない手はない。

まず私は行きつけの「さくらや」にむかった。
PS2が10台ほど積んであるのに、DCの姿が見あたらない。
私は思わず、DC早くも撤去か!と被害妄想に襲われた。
しかし、さにあらず。
DCは売り切れていたのである。
「ビッグカメラ」も同様であった。

つまり、きっとこういうことだろう。
「もうすぐ『グランディア2』の発売日。
 今まではやりたいゲームがなかったから買わなかったけど、そろそろ準
 備しなくちゃ。
 ゲームマシンの本体を買うなら、量販店に行くっきゃないね。」
といった具合に、私と同じ事を考えた人がたくさんいたのだ。
もちろん、DCの売れ行きが今ひとつなので、在庫量を減らしていたという事情もあるだろうけど。

私は明日、秋葉原へ行くつもりだ。
おそらくは秋葉原にはたくさんの値引きされないDCがあるだろう。
もしそれすらなかったとしたら、それはきっと量販店で吸収しきれないほどの『グランディア2』波及効果があったということだ。
そうだったらいいのだけど。


<後日談 2000_08_03>

秋葉原でDCを買ってきた。
やはり大きく値引きしているお店はなかったが、19200円で購入できたので、まずまずといったところだろう。

ところで、今回はDCの本体が売れているかどうかに気を配りながら歩いた。
しかし、本体の売れ行きなんていうのは普段気にしていないので、いつもと違うのかどうかわからないのだ。
ただどこの店でもDCの在庫量は非常に少ないように感じた。
それは売れているからではなく、入荷量をしぼっているからのような気がする。
う〜ん、みんな買おうよ、DC。
2万ぐらい大したことないじゃん。


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