明日はとうとう、『グランディア2』の発売日である。 いつもはさんざん待たせるゲームアーツが、今回はなにやらすんなりと発売にこぎ着けた感がある。 DCの作り易さのおかげだと良いのだが。 「DCは作り込みが効かなくて面白くない、適当に仕上げちゃおうっと」てな事でないことを祈りたい。 というか、既にPS2への参入第一弾が発売間近となっており、かなりいや〜んな感じだ。 とはいっても、やはり大きな期待を持って明日を迎えるのは間違いない。 私は休暇を取った。(自動車免許書き換えのついでだが) ところで、またDCがおかしくなった。 大半のゲームを、DC用のディスクだと認識してくれないのだ。 辛うじて動くのは『ミスタードリラー』と『首都高バトル2』だけ。 私にこの2本だけをずっとプレイしてろというのだろうか。 『グランディア2』の発売を控えているだけに修理に出すわけにも行かないし、以前購入した2台目のDCはいま兄の元にある。 愛着があるとはいえ、古い方を手元に残したのは間違いだったろうか? 致し方なく、私は3台目のDCを買いに渋谷へと向かった。 ところで、「ところで」が続くんだけど、ゲームマシンの本体というのは、大抵原価割れした値段で売るものなんだそうである。 後から購入してくれるゲームのランセンス収入で儲けるのだ。 そういう意味では、私のように3台も買っていく客は迷惑至極かも知れない。 しかし、私は普通の客の3倍は買っているから許して欲しいものである。 さて、ゲーム機というものは相当原価が高いものだから、当然定価に対する利幅は小さい。 必然的に、どこへ行っても、現行機種はほとんど値引きしないものだ。 その辺に、毎週秋葉原へ行く私が、今日に限って渋谷に出かける理由がある。 渋谷には量販店があるからだ。 「さくらや」と「ビッグカメラ」は共にポイントカードで10%ポイントバック。 秋葉原でも特に安くはないだろうから、量販店に行かない手はない。 まず私は行きつけの「さくらや」にむかった。 PS2が10台ほど積んであるのに、DCの姿が見あたらない。 私は思わず、DC早くも撤去か!と被害妄想に襲われた。 しかし、さにあらず。 DCは売り切れていたのである。 「ビッグカメラ」も同様であった。 つまり、きっとこういうことだろう。 「もうすぐ『グランディア2』の発売日。 今まではやりたいゲームがなかったから買わなかったけど、そろそろ準 備しなくちゃ。 ゲームマシンの本体を買うなら、量販店に行くっきゃないね。」 といった具合に、私と同じ事を考えた人がたくさんいたのだ。 もちろん、DCの売れ行きが今ひとつなので、在庫量を減らしていたという事情もあるだろうけど。 私は明日、秋葉原へ行くつもりだ。 おそらくは秋葉原にはたくさんの値引きされないDCがあるだろう。 もしそれすらなかったとしたら、それはきっと量販店で吸収しきれないほどの『グランディア2』波及効果があったということだ。 そうだったらいいのだけど。 <後日談 2000_08_03> 秋葉原でDCを買ってきた。 やはり大きく値引きしているお店はなかったが、19200円で購入できたので、まずまずといったところだろう。 ところで、今回はDCの本体が売れているかどうかに気を配りながら歩いた。 しかし、本体の売れ行きなんていうのは普段気にしていないので、いつもと違うのかどうかわからないのだ。 ただどこの店でもDCの在庫量は非常に少ないように感じた。 それは売れているからではなく、入荷量をしぼっているからのような気がする。 う〜ん、みんな買おうよ、DC。 2万ぐらい大したことないじゃん。 |