今更ながら『探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ』をプレイしてみた。 『伏せられた真実』が意外と面白かったので、前作に戻ってみることにしたのである。 やはり少し古い分だけ、少し今風ではない、という感じはした。 余計なフラグ立てが少し残っていて、メンド臭さを感じるところはある。 どうやら順調に洗練されてきているようだ。 それがゲームとしていいことなのかは別にして。 ゲームの中身は今更特に書くこともないのだが、これだけ連続して読んでいるといろいろ気になるところは出てくるな。 読みながら突っ込まずにはいられない。 まず本編・ショート共に大抵依頼人が初めから嘘をついている。 こうしょっちゅうでは依頼人不信になりそうだ。 いい加減、依頼人の身元確認ぐらいしてから調査を引き受けた方がいいのではないか?と思う。 たいてい依頼人に裏切られるから、当然収入がないのではないか?という疑問がわいてくる。 あいつ等払わないだろ。 収入が全くないじゃないか。 新宿に書斎付きの事務所構えて、そんなんでいいのか?と言いたくなるな。 洋子くんの給料出せるのかよ。 もっと浮気調査とか地味な仕事もやれよ、と説教したい。 というか、それ以前に調査費の話を全くしていない。 日当3万円で、必要経費は別途請求、成功報酬として・・・・とかいう話をしろよ。 裏で洋子くんが説明しているという設定なのだろうか。 正式に依頼をうける前に説明しなければ契約は成立しないと思うのだが。 洋子くんと言えば、毎回洋子くんの立ち絵が違うのはどういうワケなのか。 毎回顔が全然違うのである。 怖すぎるだろ、とか、おばさん過ぎるだろ、とか新しいストーリーが始まるたびに思ってしまう。 洋子くんは助手としての機能を受け持っているだけで、キャラとして成熟していないように思われる。 おかしいな。 据え置きの時はそれなりの存在感を持っていたはずなのだが・・・。 神宮寺は神宮寺で、やけに間抜けシナリオがあったりして、なんか気に入らないな。 いや、全体としては割と気に入っているのだが。 モバイル向けだからディテールを落としているのは分かるのだが、連続して読んでいると、気になって気になって仕方ない。 たまに読むとまた違うのかもしれないが。 |