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私は、子供だから変なことをしても許される、という考えが大嫌い。 特に主人公だったら尚更だね。 自分が勝手に変な行動を起こすことには我慢ならないよ。 そんなゲームは途中で投げ出して、最初からプレイしてないことにしたいものである。 ところで、『魔女の泉R』の話をこれから書く。 これはアマゾンのお勧めに出てきたゲームで、評判も良さそうだったのでプレイしてみただけ。 暖房になるかと思ってPS5版にしてみた。 このゲームの主人公は幼い魔女。 年齢は不明だが、見た感じ、あるいは言動がかなり幼い。 魔女狩りが横行する世界に一人で暮らしていて、最初は健気なキャラのように思えた。 しかし、ストーリーが進んでいくと、おかしな行動ばかりするのでイヤになってしまった。 パイをゲットするために敵が警備している街に出かけて行ったり、敵を助けたり、おかしなことばかりするのである。 ほぼ結果オーライで話がずっと進んでいく。 私はもうホントにこのキャラが大嫌いで、ずっと止めたいと思いながらプレイしていた。 しかし、私は止められなかった。 特に面白かったわけではないのに。 というのも、止める切っ掛けがなかったから。 導入が非常に丁寧で、手取り足取りシステムを説明してくれるので、戸惑うことがなかった。 おまけに、割とオーソドックスなコマンドRPGなんだよね。 ゲームに慣れている私には、大体どうすればいいのか想像がつくレベルのゲーム。 アイテムや魔法を作ったり、ペットを召喚したり、特色がないわけではないが、何かに困るほど複雑ではなかった。 次にどこへ行くかは、常に明示されているから迷うことはない。 ほどほどに主人公を強化していけば、そこまで難しいわけでもない。 止めたい止めたいと思っていたのに、ずるずるとプレイを続けているうちにクリアできてしまったのである。 一度でも詰まっていれば止めたはずなんだけどね。 詰まらないように創られているんだから、よく出来たゲームなのかもしれない。 評判が良いのはそのせいかも。 <余談> クリア後にエンドロールを見ると、開発体制がかなり小さいことがわかる。 ホントに小規模なインディーズ作品だったようだ。 Rが付かないスマホ版を調べてみると、画がかなりチープで、これぐらいショボければ主人公が変なことをしても許せるのかもしれないと思ったりもした。 |