Wii
<訂正 2006_04_06>
液晶テレビを購入したところ、「ポインティングデバイスとしては追従が遅すぎる」の部分が間違っていることに気がついた。
Dellの液晶モニタに出力してたのがまずかったようだ。
まさかこれほど違うとは思わなかった。
かなり印象が変わって、ポインティングデバイスとしては悪くないと思うようになったな。
これを書いたときには、かなり絶望的な気分だったのだが、今は違う。
Wii全体に対しての印象もかなり良くなった。
「精度が出ない」という部分に関しては、変わらないけれども。



マラカスとリモコン 2007_04_02

 

Wiiがやっと手に入った。
近頃手に入りやすくなったと聞いてはいたが、木曜日に量販店に行けば買えるもんなんだな。
たまには外出してみるものである。

Wiiの評価なんてのはもうすっかり出尽くしているので、今さら私が書いたところでさほど意味も無かろう。
ただ一つだけ書いておきたいことがあるとすれば、『サンバDEアミーゴ』から得た経験から類推できるWiiの未来についてだけである。
というのも、面白いが精度が出ない、という同じ体験をしたからだ。

DCの『サンバDEアミーゴ』にはマラカス同梱版があった。
ゲーセンと同じようにマラカスの位置で信号を入力できるのだ。
マラカスの下部に周期的な音響信号を出すスピーカーが付いていて、それを足下のマイクで拾うことでマラカスの高さを検出しているようであった。
おそらく安く作るには、ああするしかなかったのだろう。

私がやってみた感触として、明らかにマラカスを使った方が楽しかった。
通常のコントローラーでも出来るのだが、はじめはマラカスでプレイしたな。
ところが、だんだん難易度が上がってくるにつれて、マラカスでは追いつかなくなったのだ。
どうしても誤入力が出てしまう。
実際には誤入力ではなく、私の手の位置が間違っているのかもしれないが、少なくとも誤入力だと感じてしまうのである。
一応全クリしたけども、中盤あたりからマラカスを使うのをやめてしまったな。
マラカスを使わなくても、突き詰めていくと大きな喜びってのは得られるんだ。

私はWiiをプレイして、あの感覚を思い出していた。
とりあえず『Wiiスポーツ』をやってみたら、メチャメチャ面白かった。
世間の評判を眉唾だと思っていたが、やってみたらホントだった。
しかし、ポインティングデバイスとしては追従が遅すぎるし、傾き・加速度センサとしては精度が出ない。
これも確かなことである。
これでは突き詰めるプレイは出来ないな。

だからWiiの世界では価値観が変わる。
相対的に上手い下手はあってもイイが、絶対的に上手いことには価値を求めることは出来ないのだ。
お友達と対戦して勝った負けたはOKだけど、ひとり部屋に籠もってテクを磨くなんてのは意味がないのである。
WiiをDSの延長線上にあるものだと何となく思っていたが、実際には全然別物だったな。
DSのタッチスクリーンは精度が出るからね。

おそらくWiiの特性に適合したゲームがこれからどんどん登場してくるだろう。
しかし、そんなゲームばっかりを私が望んでいるのかというと、決してそんなことはない。
私はひとりでプレイしたいのである。
人間と遊ぶなら、テレビゲームなんかしなくてもいいんだよ。
他にゲームはいっぱいあるんだ。
まあ、Wiiがプラットフォームとしてメジャーになれば、Wiiの機能を生かしていないゲームも集まってくるんだろうけど。


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