WHAT THE GOLF、Apple Arcade版

単純なのがいい 2021_01_08

 

年末年始向けに買っておいたゲームはあった。
でも全然やる気にならない。
とにかくチュートリアルがイヤなの。
よくあるシステムなのに、特別な名称を付けたがるのは一体何なのかな?
そんな言葉、覚えたくないよ。
ただただ普通にやってくれればいいの。
なんなら、そのゲーム独自のシステムなんか要らないから!

そんなわけで、私の視線は自然とApple Arcadeへと向かっていった。
サブスクの期間内にしゃぶり尽くしてやろうと思ってね。
そんな中で見つけたのが『WHAT THE GOLF』。
ネット上の評判も良さそうだし、Apple Arcadeの中でも目に付くところに表示されていた。
買い切りだったら2000円する作品だし、まあやっておいて損はないだろうと私は思ったのである。

『WHAT THE GOLF(これがゴルフ?)』というタイトルが示すように、普通のゴルフゲームではない、これは。
飛んでいくのはボールとは限らず、何でもあり。
要するに何かをピンにぶつけさえすればクリア、というゲーム。
飛んでくのが人間だったり、2Dだったり3Dだったり、引力があったり、ディフェンダーがいたり、変化に富んだ内容になっている。

しかし、実はそんなに面白いと思っていたわけではない。
意外とオリジナリティは高くない気がして。
大雑把に言うなら、『ゴルフストーリー』からストーリーを抜いて、『HUMAN Fall Flat』的な物理演算を入れてみましたって感じ。
既存のゲームの組み合わせだよね。
そもそもやることは弦を引っぱって弾くことであって、スイングしてないしな。
むしろタイトルに偽りあり、といいたいぐらいである。

それでもメインだけは最後までやったよ。
何がイイって単純なのがいい。
ホントに弦を引っぱって弾くだけだから。
なんにも覚える必要はない。
しかもステージクリア制ですぐに結果が出るのもいい。
チョロッとやる分には十分なクオリティだった。
ステージもどんどん追加されていくみたいだし、サブスクには向いている作品なんじゃないかな。
買い切りだったら買わないけどね。


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