年末年始向けに買っておいたゲームはあった。 でも全然やる気にならない。 とにかくチュートリアルがイヤなの。 よくあるシステムなのに、特別な名称を付けたがるのは一体何なのかな? そんな言葉、覚えたくないよ。 ただただ普通にやってくれればいいの。 なんなら、そのゲーム独自のシステムなんか要らないから! そんなわけで、私の視線は自然とApple Arcadeへと向かっていった。 サブスクの期間内にしゃぶり尽くしてやろうと思ってね。 そんな中で見つけたのが『WHAT THE GOLF』。 ネット上の評判も良さそうだし、Apple Arcadeの中でも目に付くところに表示されていた。 買い切りだったら2000円する作品だし、まあやっておいて損はないだろうと私は思ったのである。 『WHAT THE GOLF(これがゴルフ?)』というタイトルが示すように、普通のゴルフゲームではない、これは。 飛んでいくのはボールとは限らず、何でもあり。 要するに何かをピンにぶつけさえすればクリア、というゲーム。 飛んでくのが人間だったり、2Dだったり3Dだったり、引力があったり、ディフェンダーがいたり、変化に富んだ内容になっている。 しかし、実はそんなに面白いと思っていたわけではない。 意外とオリジナリティは高くない気がして。 大雑把に言うなら、『ゴルフストーリー』からストーリーを抜いて、『HUMAN Fall Flat』的な物理演算を入れてみましたって感じ。 既存のゲームの組み合わせだよね。 そもそもやることは弦を引っぱって弾くことであって、スイングしてないしな。 むしろタイトルに偽りあり、といいたいぐらいである。 それでもメインだけは最後までやったよ。 何がイイって単純なのがいい。 ホントに弦を引っぱって弾くだけだから。 なんにも覚える必要はない。 しかもステージクリア制ですぐに結果が出るのもいい。 チョロッとやる分には十分なクオリティだった。 ステージもどんどん追加されていくみたいだし、サブスクには向いている作品なんじゃないかな。 買い切りだったら買わないけどね。 |