古い一軒家に住んでいると、家が軋んで怖い。 風が強いなど何か理由があれば良いのだが、何にもないのに突然「ギィ」とか「ガタ」とかって音がするんだよね。 幽霊でもいるんじゃないかと思って、二階を調べに行くこともしばしばであった。 でも、母親が死んでからはそれほど気にもならなくなったな。 恐ろしい幽霊が出るぐらいなら、まずおっかさんの幽霊が出てくるだろ、どう考えても。 死ぬまで私のことを心配してたからな。 もし幽霊が存在するなら、それはそれで結構な話じゃないか。 ウェルカムですよ。 『ルイージマンション』の『1』と『2』を比べると、オバケの違いに気づく。 『2』で最初に出てくるお化けは愛嬌のある目をしている。 ぱっと見で好印象があった。 悪さをするにしても、一時的に悪影響を受けているだけで、ゲームをクリアすれば元の善良なオバケに戻るという設定である。 最後のアレとか見るにつけても、後味は凄く良かったな。 一方で『1』のオバケは基本的にザコであって、ただ意味もなく主人公を脅かすだけの存在である。 『1』のメインは生前?のキャラクターをそのままに残した幽霊を倒すことだった。 キャラクターがあるから倒し方をゲームにすることが出来るという案配だ。 しかし、なぜこいつらを吸い込んで絵画に戻す必要があるのか、正直なところ分からない。 部屋からは出てこないんだし、別にいたってイイじゃん。 なんら害はない。 マリオとルイージが来るから悪いんだよ。 協力してくれた幽霊まで吸い込んじゃうとか、極悪にもほどがある。 しかもそれを絵に閉じ込めちゃうなんて酷すぎるだろ。 あんまりだ。 幽霊虐待に反対! 『2』では『1』を踏襲しなくてホントに良かったな。 『2』は一時品薄になるぐらい売れたみたいだけど、やっぱり後味の良さは今の時代大事なんじゃないか。 パッケージソフトもダウンロード販売と同じように、一部の評判の良いモノだけ売れる傾向が出てきてるみたいだし。 終わって、ああ良かったなって話になった方がイイんでしょ。 その方が評判は良くなりそうな気がする。 <余談> エンドロールを見て驚いた。 『2』はほとんど外人さんが創ってるんだな。 監督がちゃんとしてれば外人さんでも日本人ウケするもの創れるんだ。 スマホブームで、コンシューマー向けの開発ラインは世界的に余ってるはずだから、優秀な開発ラインを拾いやすい環境にはあるんだろう。 |