ウルトラ警備隊 モンスターアタック

野球観戦に相応しいゲーム 2007_08_03

 

私は巨人ファンである。
野球大好き。
とはいえ、私は負けている試合を観るのはイヤである。
146試合全部勝って欲しい。
この辺が負けても負けても応援できる阪神ファンなんかとは違う。
巨人が勝っても視聴率が上がらない、というデータが出ているそうだけど、自分の感覚としては信じられないな。
もはやテレビで巨人戦を観たいと思う人口自体が極端に減っていて、惰性でチャンネルを合わせている人だけが数字になって現れているのではないか。

まあ、そんなことはどうでもいい。
今年は比較的調子が良いので、あるいは良かったので、私はテレビ中継が観たかった。
もっとも観たいときに限って放送のない日が多かったけど。
しかし、やはり今時野球をずっと観ているのは時間の無駄という気がしてならない。
喜びの密度が低いんだよな。
横浜の斉藤ピッチングコーチが間を取るためにゆっくりマウンドに歩いてくると、腹が立って仕方ないもん。
あいつゆっくり歩いてくるんだよな〜。
やはり、今時野球を観るには、観るのを妨げないようなゲームが必要である。
『シレンモンスターズ NETSAL 』や『カルチョビット』での成功体験が私にはあるのだ。

とすると、ねらい目はGBmで遊べるシミュレーションゲーム。
私は『ウルトラ警備隊 モンスターアタック』というちょっと古い作品を買ってきた。
これは自分がウルトラ警備隊となって怪獣をやっつけるシミュレーションゲームである。
ちっちゃい画面ながら、ウルトラ警備隊員の顔写真が出てきてちょっとうれしい。

ところが、これは使えなかった。
野球を観ながらゲームするには、単にこちらが入力するまでゲームが止まっている、という要件だけでは十分でなかったのだ。
むしろ逆だった。
勝手にゲームが進行していなければならなかったのである。

怪獣がどう動くかなーと、画面を見続けてしまうと単位時間当たりの喜びが増えないんだな。
使った時間分の喜びしか得られない。
いちいち画面見て考えてちゃ駄目なんだ。
AIで勝手に進行して、それなりの成果が出てくれればいい。
ベストの成果でなくてもイイから、あんまり手間をかけずにそれなりの結果が出るところが、『シレンモンスターズ NETSAL 』や『カルチョビット』の良いところだったんだよ。(シレンモンスターズは自分で操作出来るけど)

私はゲームの選択を間違えた。
『ベストプレープロ野球』とかああいう系統のモノが野球観戦には合うんじゃないか。
GBA版はデータが古いから、ちょっとやる気になれないけど。

先日、箱根駅伝のシミュレーターがDSで発売されるとかいうニュースを見た。
ああいうのがイイかもしれない。
自分は選手を選ぶだけで、後は選手が勝手に走る。
野球観ながら、時折「おおっ、ちゃんと走っとんな」とチラ見するだけで、知らないうちに結果が出ている。
そんなゲームが野球を見ながらやるには相応しいのではないか。


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