自分の英語力がどの程度なのか、私は知らない。 幸いにして、TOEICなんぞを受けさせられたことは一度もなかった。 まあ、たぶん一般的な日本人の水準に及ばないことはないだろうと思ってはいるのだが・・・。 私の経験でいうと、英語は喋る方が楽だね。 何を喋るのか、どの単語を使うのか自分で決められるから。 無理なことは話さなければいい。 その点、リスニングは難しいよ。 相手が何喋るかわからないし、自分の知ってる単語・熟語を使うとは限らないからね。 ましてや何について話しているのか知らなければ、理解するのは尚更難しいと思われる。 ところで、『DEAD SPACE』の北米版にはもちろん日本語は入っていない。 アジア版だったら入っているのか? それも私は知らない。 一つ言えることは、やはり英語字幕でプレイするのは結構骨が折れるということである。 私だってプレイする前に『DEAD SPACE』について少しは調べた。 クリアするだけなら英語わかんなくても大丈夫だよ、ガイドラインが出るから大丈夫だよ、という記述をいくつか見つけたのである。 実際、右アナログスティックを押すと次の目的地に進むラインが表示されるから、確かに迷うことはない。 しかし、それですんなりゲームが楽しめるかと言ったら、そうでもなかったな。 やっぱり自分が何をしているのかわからなかったら面白くないもん。 僅かに生き残った人間達にもそれぞれ思惑があって、主人公は彼らに翻弄されるんだけど、そこいら辺がちゃんとわかってる方が断然面白い。 私はかなり序盤で諦めて、攻略Wikiのストーリー翻訳をノートPCでチェックしながら進めてた。 きっとたくさんの人にこのゲームを楽しんで欲しいと思った有志がいたんだろうね。 ちゃんと翻訳してくれてるんですよ。 ありがたいことです。 あれ見ながらじゃないと、ちょっと無理だったな。 ときどき自分がどこまで進んでるのかわからなくなって、先の方まで読んじゃうこともあったけど。 日本語版があればもっとすんなり楽しめるのに。 私の印象では、気軽に勧められるほど楽なゲームではないという気がしたな。 北米版だけあって少し難しめのバランス取りになってるから、言葉の壁があると尚更しんどく感じられるんじゃないか。 日本で発売されていないことがホントに残念なゲームだな、これは。 <余談> 説明を聞き逃したのか、点灯している箱にアイテムが入っていることに10章まで気づかなかった。 道理でアイテム足りないわけだよ。 無駄遣いしたところは、セーブポイントからやり直して節約プレイを強いられた。 逆にそのせいで面白かったのかもしれないが。 意図せず縛りプレイしてたようなもんだからな。 |