和階堂真の事件簿-処刑人の楔、android版

間違えなければ見なくていい 2022_08_04



このところ、新しいアンドロイドタブレットを買うかどうかで迷っていた。
4k動画を再生できるぐらいのパフォーマンスを求めると、一番安いのはHUAWEIなのだが、グーグルプレイは使えない。
グーグルプレイ要るかな?と思ってアプリをチェックしていた時に、なぜか一番上に表示されたのが『和階堂真の事件簿-処刑人の楔』だった。
どうやら殺人事件を捜査するアドベンチャーゲームらしい。
見たところ、レトロな感じ。
いかにも私好みじゃないか。
基本無料でもあったので、ちょっとプレイしてみることにした。

やってみたら、個人開発レベルのアドベンチャーゲームだった。
かなり荒いドット絵で、見た目は重視していない様子。
むしろ意図的にそうしているのかもね。
ユーザーインターフェイスの出来がすこぶる悪いのだが、どうやらそれがゲームになっているらしい。
改善したら、おそらく10分で終わってしまうだろう。
質的にいいゲームとは言えないな。
テーマはタイムリーだし、ちょっと驚きの仕掛けもあるし、まあまあ面白かったけどね。
寄付を募っていたので、120円払おうかと思ったが、グーグルプレイのパスワードを忘れてそのままに。
私の評価はその程度ということである。

このゲームで初めて見た手法が一つあった。
それは広告の入れ方。
証拠を一定数集めると推理に移行するのだが、そこで間違えると広告動画が再生されるのである。
選択肢が十数個あって、その中に意味の通る選択肢が複数あるので、結構間違えた。
これはうまいやり方かもね。
間違えることにペナルティがないと適当に選択してクリアしちゃうから。
まじめにゲームする動機づけになる。
創り手も上手く間違えさせないと稼ぎが増えないはず。
創り手と遊び手の間で切磋琢磨していったら、面白いゲームが生まれそうな予感はある。

それで開発費をペイできるほど広告収入があれば、の話だけど。
ないから寄付を募っているのかもね。



<後日談 2022_08_05>
パスワードを思い出した。
アップルと違って、購入用のパスワードが別にあるわけじゃなかったな、そういえば。
120円寄付しておいたが、どうせならクリアする前にやればよかった。
クリア後に広告off機能をつけてもらっても意味がない。


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