思いついてたんだって

思いついてたんだって 2006_01_23

 

「俺には読めていたぜ!」などと思うと心楽しい。
どんなゲームがこれから創られるのか。
ゲームをやっていて、そこから何か導き出す事ができたら、是非書いておきたいものである。

例えば、NDSをはじめて見たとき真っ先に、魔法陣でも描かせようか、と私だって思ったし、たぶん何処かに書いたはずだ。
そういえば、リアルタイムウォーシミュレーションに向いている、とも書いたような気がするな。
ようやく『ロストマジック』が発売されたけれども、それぐらい思いついてたよ、と後から自慢できるわけである。
だいたい人間の考える事なんてのは誰しも同じであって、実際に形にすることが出来るか否かが問題なのだろうが。

読みはずした例としては、『千年家族』は悔しかった。
『チュウリップ』『ギフトピア』『牧場物語』と続けてプレイしてきて、時系列をつめてやればいいんだ、と気付かなかったことが悔しかったな。
あれは気付いてしかるべきだった。
平々凡々な毎日を表現せずに時間軸を長く取ることで喜びの総量を確保しよう、ぐらいの発想がなぜ出来ないのか。
情けない。
あれは悔しかったから買わなかった。

そんな私が最近密かに嬉しかったのは、『ポケモンレンジャー』。
どんなゲームなのかよく知らないのだが、開発途中のムービーが流出(?)しているのを見ることができた。
そしたら、ポケモンを使って謎解きしているシーンが幾つかあったのである。
予想通りじゃないか。

以前、GBAの『黄金の太陽〜失われし時代〜』の謎解きについて考えているときに、ポケモンを動詞的に使ったアドベンチャーゲームを創ることが出来る、と私は予見していたのである。
エナジー(超能力)をポケモンのわざに置き換えたって同じ事が出来るじゃん。

早速自慢しようと思って、昔書いたものを見直してみたのだが、どこにも書いてない。
何処かに書き加えたつもりで、書かずじまいだったようである。
残念!!

心の中にしまっておくのは惜しいので、こうして未練がましく書いている次第である。
いや、ホントに思いついてたんだって。



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