ツーポイントミュージアム:エクスプローラーエディション、PS5版

ヘンテコじゃない 2025_06_09



シミュレーションはあんまりやりたくないな、今は。
子供の頃は大好きだったけどね。
もう今はメンド臭いだけ。
なぜゲームで現実と同じ苦労を味わわねばならないのか、理解に苦しむよ。
つまるところ、『ツーポイントミュージアム:エクスプローラーエディション』をプレイしたのは、私が勘違いしていたからなのである。

『ツーポイントミュージアム:エクスプローラーエディション』は博物館経営シミュレーター。
パッと見た感じ、もっとふざけた感じなのかと思ったんだ。
セガだし、ソニックの特典が付いてくるし、ヘンテコ博物館経営シミュレーションって書いてあったから。
でも、実は違う。
展示物を集める部分はあんまり凝ってなくて、従業員やお客と向き合うことを中心としたゲームだった。

最初はいいんだよ。
お金に余裕があるから、適当にプレイしていてもどんどん発展していく。
二つ目の博物館ぐらいまでは楽しかったかな。
シミュレーターだけあって、従業員やお客がいろんな行動するので、見てるのが楽しいと感じられることもあった。

でも、一つ目の博物館を拡張するあたりから、私はもうダメだったな。
従業員は文句を言い出すし、発掘に行った学者は帰ってこないし、客は暴れ出す。
難易度が上がるというか、マイナス要素が増えてくるんだ。
今どきそんなのウケないでしょ、って思うけどね、私は。
金銭的には割と余裕があるのだが、対処を考えるのがメンド臭くて仕方なかった。
あっさりと挫折しました。

こんなに真面目なシミュレーターだと思ってなかった。
全然ヘンテコじゃないじゃん。
発掘した化石にあんまり価値を感じさせないのも残念。
私がやりたかったのはこんなんじゃない。
本来、私がやるべきゲームじゃなかった、と思うことにしました。


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