私は洋ゲーがあまり好きではない。 昔ほど不親切ではなくなったが、画作りやテーマ、あるいはストーリーにしっくりこないものが多いのだ。 オープンフィールドも好きではない。 移動するだけ時間の無駄だし、行かない場所のデータを作るだけ開発リソースの無駄だと私は思っている。 それでもある程度はプレイしなければならない。 いつも書いているけど、水準感を養わなければならないから。 世間で流行っているものはある程度プレイしないと。 どうしてもプレイしなければならないとなったら、私はSIEの作品を選ぶ。 ファーストだけあって誰でもプレイできるように創られているからね。 そんな中で『Ghost of Tsushima』はプレイしなかった。 PS4の末期の作品だから水準感を養う必要はなかったし、日本が題材になっているのに作りは洋ゲーという不思議な作品だったから。 今回『Ghost of Tsushima Director's Cut』をプレイしたのはPS+Exでほかにプレイしたいものがなかったからである。 やってみたら、やっぱりお話には納得できないね。 元寇の時代の対馬に、果たして鎌倉武士の倫理観があったのかどうか。 いまいち釈然としないね。 私の知識だと、あんなことはないと思う。 主人公がやっていることはほぼ忍者であり、武士道との乖離に悩んでいることが全く受け入れられない。 敵を毒殺したからと言って、お尋ね者になるってこともないだろ。 味方の損害はゼロだったわけだし。 お話に魅力は全くないな。 しかし、私は最後までやった。 だって遊びやすかったから。 イベントが細かく区切られていて、15〜30分ぐらいで終わるようになっているのが良かったな。 そのたびにご褒美が貰えて、少しずつ強くなっていく。 やりがいが感じられるように創られていたよ。 何なら難易度も下げられるし、ほんと誰でもプレイできる感じ。 PS5だからロードタイムも短かったのかもしれない。 余りストレスは感じなかった。 さすがはファーストの大作だけある。 どうしても大作洋ゲーをやるならSIEの作品。 これは間違いないな。 今後も嫌々やるならSIEになるだろう。 |