PS5には、ホントに遊びたいゲームがない。 夏場にエアコン入れながらPS5で遊ぶのは良くない気がするので、今のうちに遊んでおきたいのだが。 無理矢理探したところ、まあまあ遊んでもいいかと思えたのが『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』。 このシリーズはPSの設計に関わっているクリエイターが立ち上げただけあって、ハードリリース直後でもマシンの限界を見せてくれるからね、いつも。 毎回そこそこ面白いし。 2年経ったとはいえ、PS5本体を購入したからにはやっておきたいゲームではあった。 とにかく見た目は凄いね、このゲーム。 いわゆるカットシーンのクオリティがマジですごい。 というか、操作できるシーンまでプリレンダみたい、というべきなのか。 リニアなつくりのゲームであれば、PS5でここまで出来るんだ、と理解させてくれる。 ただし、見た目はすぐに慣れちゃうから、ゲームの面白さとはあんまり関係ないんだけど。 ゲームの内容はいつも通り。 アクションとシューティングを混ぜたような派手なプレイを提供してくれるのだが、よくよく見れば、大雑把で凡庸な感じ。 面白いと言えば面白いんだけど、すでに体験したことがある人はやらなくてもいいような。 今回意外と良かったのはキャラクターだな。 ストーリーはくっだらなくて、重要なアイテムをゲットしては敵に奪われ、ゲットしては敵に奪われ、の繰り返し。 アホかと思うような話だった。 それでも最後までプレイできたのは新キャラの二人がイイ奴らだったから。 パラレルワールドにラチェットとクランクに相当する二人が存在してるんだけど、彼らはまだパートナーになってない。 その二人が真のパートナーになっていくお話なんだ。 シナリオ上、すったもんだが必要だから、無理矢理うまくいかなくしてるような感じかな。 この二人がイイ奴だったから、あんまり腹は立たなかった。 キャラクターは大事だね。 エンディングまでプレイして良かったと思えた。 |