やっとこさ任天堂も反省したか、と思った、「Nintendo 2DS」が発売されると聞いたときは。 3D機能がないモデルを発売するんだから、今後3Dをゲームにすることは出来ないだろう。 日本では発売しないにしても。 もう3Dの事は忘れていただいて、下をゲームにすることに専念していただきたい、と私は思ってたんだ。 ところがぎっちょんちょん。 任天堂はまだ諦めていなかった。 まさか今頃になって、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』が出てくるとは思ってなかったな。 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』について説明するのは面倒なので、いきなり書きたいことだけ書く。 今回は3Dがゲームに組み込まれていた。 ダンジョンの中が立体交差していて、3Dを使わないと下に道があるのか、壁なのか、全然わからない。 わかりづらいってことは、それがゲームだってことだよね。 これはトップビューであることと、視点を回させないことが効いているんだ。 少なくともダンジョンの中では3Dをオンにせざるを得なかった。 HIV(リンク)が壁の表面を歩けるんだけど、上下には動けないので、高低差がかなり重要だったな。 階をまたぐ仕掛けも含めて、新規な謎解きのほぼすべてが、これに関係する。 「ゼルダの伝説」にマンネリ感があるので、メチャクチャ面白いってわけじゃないけど、それなりに楽しかった。 アクションもさくさく感があって、イライラするようなことはなかったな。 本来ならば、3Dがゲームに組み込まれた作品が初めて登場したわけだから、褒めるべきところなんだろう。 しかし、私は3DSの3Dを全く評価してないからね。 あんまり喜べないんだ。 実際プレイしてても、本体がちょっと動くだけで画像がぶれるから、やりにくくてしょうがなかった。 3Dのオン・オフ、強・弱、を微妙に調整しながらのプレイを強いられたのである。 つけっぱなしだと目が疲れちゃうんだもん。 ホント、ダンジョンの中は目がシンドかったな。 ネット上では割と3D使ってるって人を見かけるけど、どうやってプレイしてるのか、不思議でしょうがないわ。 このゲームが市場でどんな評価を受けているのか、私は知らない。 もしこれが成功だと受け止められると、逆にあんまり良くないんじゃないかなあ。 私は3Dには拘泥して欲しくないのである。 下を使うことを考えた方がイイと私は思うんだ。 |