スーパーマリオ3Dワールド

電波が届けば 2013_11_25

 

祭事を催さねばならなかった。
私はやりたくないのだが、実家を相続してしまったので、場所を提供せざるを得なかったのである。
結果、神棚へ繋がるリビングを掃除することに。
そこでWiiUの処遇に困った。
WiiよりちょっとデカイからAVラックに入らない。
自室に持っていくしかないか・・・。
しかし、近々Wiiで遊ぶつもりがあったので、センサーバーはそのままにしておいた。
たまたま『スーパーマリオ3Dワールド』が届いたので、自室に持って行くにはちょうどいいタイミングでもあった。

先週末、無事に祭事が終わった。
さて、WiiUをどうするか。
スペースがないから自室で体感ゲームは遊べない。
とはいえ、そろそろ寒くなってきたし、断熱性ゼロのリビングで長時間ゲームするのは気が進まない。
どうしたもんかなーと思いつつ、自室でタブコン画面の『スーパーマリオ3Dワールド』をプレイしていて、なるほど、これがWiiUのあるべき姿なのかと気付いた。

『スーパーマリオ3Dワールド』にはあんまり目新しさがない。
壁を登れる猫マリオ?を入れることによって、3D空間を探索することをゲームにしている部分はあるが、概ね右アナログスティックのついたリッチな表現の『スーパーマリオ3Dランド』って感じである。
まだ序盤だから、これから変わってくるのかもしれないが。
今のところこのゲームが発するメッセージは「WiiUは、計算処理を外部で行うことによって据置並みのリッチな表現を可能にしたタッチパネル付大画面携帯ゲームマシンです」ということになるのではないか。
二画面を上手く使うってのは主目的じゃないのかもしれん。
体感ゲームやパーティーゲームをやるときはリビングで、一人で遊ぶときでもWiiUはリビングに置きっ放しで自室で遊んでください、ということなら分かる。
家族がいてもリビングに集まるわけじゃない、今どきのライフスタイルに合わせたゲームマシンなのだ。
つまり、私はリビングにWiiUを置いといて、自室で『スーパーマリオ3Dワールド』を遊ぶべきなのだ。
体感ゲームはリビングでやればいい。

ただし、だよ。
それは電波が届けば、の話。
WiiUって異様に障害物に弱い。
リビングのテレビ脇からベッドまで直線距離で8mぐらいだと思うのだが、全然ダメだな。
たぶん壁とタンスのせいだろう。
任天堂は一体どういう環境を想定していたのか、やや疑問に思うな。
家が大きい外国なんかでは、全然通用しないんじゃないか。
テレビの前に座って『スーパーマリオ3Dワールド』をプレイしてさ、WiiUすげぇなあって話になるのかな、果たして。
タブコン側でプレイしてはじめて、このゲームに存在意義が生まれるような気が私はしている。
ゲームが面白いかどうかって話とはまた全然違うんだけど。


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