バイオハザード4

ヘビーなゲーム 2005_02_09

 

ヘビーなゲームだな、『バイオハザード4』は。
クリアしてグッタリって感じ。
もうしばらくはゲームしなくても良いかな、と思った。

とにかく凄い緊張感。
おそらくFPS(一人称視点のシューティング)では受け入れられないだろう、という判断で背後視点になっているんだと思うのだが、これが緊張感を生む。
自分が見えていて操作しやすい反面、FPSの場合よりも視野が狭くなるんだ。
必然右アナログスティックで視野を確保しながら動くことになる。
ところが、弱点を狙って撃たなきゃならんという頭があって、曲がり角とかに来るとメチャメチャ緊張するのである。
「バイオハザード」って弾数を節約しながら進むゲームだっていう強迫観念みたいなのがあるから。
もし敵がすぐ近くにいたら狙う時間がない!とドキドキしてしまうのだ。
敵が近寄ってくる前に左アナログスティックで狙いを定めるのは、大きな負荷を与えると同時に、驚くほどの喜びも提供するわけだが。
(GCは右アナログスティックを使わせることを前提したキー配置なので、右で視野を動かすのは構わないと思う。おそらく狙い通りの作品になっているのではないか)

おまけにBGMやSE(効果音)で気分を盛り上げられちゃうので、大した攻撃じゃないんだけどついつい緊張してしまう。
怖いんだ。
近くで声がするのに敵が見えないときとかビビリまくり。
そんなときは大抵背後に斧持ったおっちゃんが立ってたりして、更にビビる。

一応、きつい攻撃の後には必ず緩衝地域が設けてある。
だけど、どんどん先を見たくなるから、結局緊張緊張の連続になるのだ。(謎解きがほとんどないので、緩衝地帯は走り抜けてしまってもさほど影響がない)
本当に重いゲームだな。
メチャメチャ面白いゲームが、同時に大きな負荷を伴っているのは当然といえば当然だが。

面白いからついつい先を見たくなって、連続プレイしていたら頭も重くなってきた。
ストレスのせいだ、間違いない!
ここ数日、偏頭痛と戦いながらプレイするハメになった。
いや、偏頭痛だけじゃなく、かすみ目とも戦っていたような気がするが。

クリアした直後はマジで、もうしばらくゲームはいいかな、と思ったな。
思っただけだけどね。



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