デジタル版の『9時間9人9の扉』は『善人シボウデス』とのセット販売になっているようだ。 GAMEPASSでも両方インストールされちゃう。 『9時間9人9の扉』のラストでちょろっと出てきた人物が『善人シボウデス』の扉絵に載っているのだが、まったく記憶なかった。 これ誰だっけ?と思って、『善人シボウデス』をやり始めた。 そのうち思い出すだろうと思ったのである、『9時間9人9の扉』のように。 やってみたらびっくり。 全く何も思い出せない。 真犯人も思い出せないし、真の目的も思い出せない。 主人公が何者なのかも覚えていなかった。 まるで初めてやるゲームのようだったのである。 間違いなくクリアしたはずなのに。 めちゃくちゃな話なんだよ。 トンデモ理論をシュレーディンガーの猫よろしく閉鎖空間で繰り返し、正しい結論を出力したうえで、さらに進化させたトンデモ理論で人類を救う、というような話。 こんなバカ話を一回読んだのに覚えていない自分が不思議。 以前書いた記事を読み直したけど、ほぼ同じ感想なんだよね。 なんだろ、忘れたかったのかな。 覚えていたらプレイしなかったのに。 まあ、謎解きは新鮮に楽しめたから良かったけどね。 部分的に面白いと思う展開もないことはなかった。 自立型AIの話はちょっと感動しそうになってしまった、覚えていないだけに。 ただ同然で全クリするまでやったんだから、文句言う筋合いもないか。 |