ニュートリノが光より速い、との実験結果が間違いだったことをご存じだろうか。 当初の報道に比べて、撤回したときの扱いが小さかったので、知らない人がいるんじゃないかと私は危惧している。 あの実験、間違っていてホントに良かった。 何にとって良かったって、創作の世界にとって良かった。 タイムトラベルものなんてのは、もはや思考停止でしかないというくらい、実験の前から溢れかえっていたのに、これ以上増えたらかなわんよ。 ニュースを聞いて、ここぞとばかりに創作し始めた皆さんには、一切合切破棄していただきたい。 まあ、ゲームみたいに多額の開発費が掛かる物を途中で止めるわけにはいかないだろうが。 これから書こうと思っている『タイムトラベラーズ』は、第一報が出た頃すでに開発が佳境を迎えており、マスターアップする前に訂正報道が出ていたようである。 それにしてもタイトルが『タイムトラベラーズ』である。 如何ともし難いよね。 『428』のスタッフが移籍して創ったからにはプレイしないわけにはいかないから、そこは飲み込まざるを得ないだろう。 しかしまだ敵はいた。 まさかいきなり最初にあれが来るとは・・・。 あれも禁止にしたい。 このゲームは刑事編からスタートする。 そこで驚いた。 この刑事、いきなり家族を人質に取られていた。 私はこの展開が大嫌い。 「家族の命には代えられない」という免罪符の元に、あらゆる理不尽な展開がねじ伏せられていく。 これがまた「普通の家族」じゃない、って話になって、より「代えられない」感が強くなっていくのである。 私はこういうの許せないんだよね。 米ドラマ「24」とか家族の件、32倍速で飛ばしてたもん。 普通人間って保身を考えるだろって私は思うんだ。 後で自分が罪に問われないように、同僚に連絡入れとくとかなんかしろよ、とか思うけどね、私は。 このゲーム、最初酷く印象悪くて、全然進められなかった。 30秒ぐらい進めるとすぐにスリープしたくなるもんだから、ホントに進まないの。 実は極めて短いお話なのに、終わるまでえらい時間が掛かったわい。 とにかく私との相性の悪さが際立ったゲームだったな。 生々しい時事ネタをメインに据えているところも、私は感心しない。 どうにもこうにもプレイするのがイヤでイヤでしょうがなかった。 最後までやってみると、意欲的な部分もないではなかったんだけど。 |