サクラ大戦物語 〜ミステリアス巴里〜

コンシューマなら 2004_08_17-18

 

コンシューマ、いわゆるゲームマシンでゲームを創る、ということは大変素晴らしいことだと私は思う。
なぜならば、全てのプレイヤーが同じスペックのマシンでプレイすることを前提としてゲームが創られるからである。
以前にも書いたことがあったかもしれない。

実はちょいと腹の立つことがあった。
『サクラ大戦物語 〜ミステリアス巴里〜』をプレイし始めたばかりのこと。
この『ミステリアス巴里』の内容はどうでもいいとして、このゲームには愚にもつかないミニゲーム(?)が入っている。
あまりにも退屈だ、とつくり手の方でもわかっているので、アクセントを入れようとしているのである。
その一つに、アナログスティックを左右交互に素早く連続で動かすミニゲームがあって、これが私をいらだたせた。

どうしてかというと、PS2のアナログスティックの位置が低いことを計算に入れていないからである。
親指はほとんど横を向いているので、ゲーム上の左右は親指にとって左右ではない。
親指にとっては上下になるのである。

実際にやってみるとわかる。
親指を上下に連続して素早く動かすのは難しい。
肘を動かしながらやらないと出来ないはずだ。
寝転んで肘をついていたので、私はそのことにすぐ気がついた。
ひどく不愉快な感覚が私を襲ったのである。

ゲーム的に考えると、左右でも上下でもどっちでもいいはず。
そしたら普通上下を選択するんじゃないか、と私は思うのだ。
で、「コノヤロウ!コントローラーのことナンにも考えずに、左右にしやがったな!」と思って、ちょいと腹を立てていたのである。

こうやって文章を書いていると、敢えて動かしにくい方を選択したんだ、という可能性は否定出来ないとも思う。
ただ・・、たぶん違うと思うんだよな。
なんにも考えずに左右にしたんじゃないのか?

そういうのイヤなんだ。
みんな同じコントローラーを使うことはわかってるんだから。
コンシューマならちゃんと考えて欲しいな。



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