孵道、STEAM版

流行りなのかな? 2024_08_26



やりたいゲームがあまりにも無さすぎる。
最近はSTEAMのお勧めに何か出てこないかと期待せざるを得ないぐらいだ。
そんな中で見つけたのが『孵道』。
「かえりみち」と読むらしい。
調べたころ、『奇天烈相談ダイヤル』と同じところがリリースした作品だということで、何とかやる気になれた。

これはただ振り返らないゲーム。
振り返ると即死するので、振り返らずただ進むゲームだった。
実態としてはマウスシューティングに近いのかな。
振り返らないマーカーを制限時間内に撃ったり、振り返るマーカーをやり過ごしたりするのである。
ゲームとしては特にどうということはない。

ただ雰囲気は異常だ。
小学校からの帰り道らしいのだが、途中に生首や手足がいっぱい落ちている。
どうやら振り返ってしまった子供たちのなれの果てらしい。
そして、主人公も仲間にしようと、あの手この手で振り返らせようとするのである。
アイディアとしてはなかなか面白い。

しかしちょっと、うん?と思うこともあった。
家に帰るのかと思ったら、なんか変な方向に進んでいく。
案の定、あんな終わり方になった。
そういえば、タイトルの漢字はそういう意味だったのかな。
でも、ラストはあんまり面白いと思わなかったな、私は。
最近こういうの多い気がする。
インディーズで尖ったゲームを創ろうとすると、似たような感じになっちゃうのかもしれないね。
350円のゲームにそこまでケチをつけるのも無粋というものか。


戻る