TETRiS EFFECT、GAMEPASS版

テトリスは間を詰められる 2021_03_05

 

GAMEPASSにはやりたいゲームが何にもない、前から思ってはいたのだが。
洋ゲーの大作は結構あるんだよ。
でも、やりたいゲームはない。
ちょっとやってみたいな、と思ったものに限って日本語がなかったりとか。
このまま終わってしまってはあまりにもったいなので、無理矢理遊べるゲームを探したところ、目に入ったのが『TETRiS EFFECT』。
かなり面白いって話は前から聞いてたんだ。

しかし、なんとなく『Rez』を思い出して二の足を踏んできた。
私はあれがダメでね。
シューティングの映像とBGMとSEの組み合わせが凄いって言うんだけど、それ以前にシューティング部分が眠かった。
音を重視するあまり間延びしてたんじゃないかな。
昔のことなのでよく覚えていないのだが。
初見のラスボスで寝ちゃったのは後にも先にもあれ一回きり。
あれ以来、意識高いというか、芸術寄りとでも言うべきゲームには警戒せざるを得ない。
それでもやってみる気になったのはサブスクだからである。

やってみたら、テトリスは違った。
背景・BGM・SEがなんであれ、間延びはしない。
ハードドロップできるからね。
テトリスは自分の処理能力に合わせて間を詰められるんだ。
そして、このゲームのすごいところは、自分の間でプレイしているのに、映像とBGMとSEがちゃんとシンクロしてる感じがするの。
すごく不思議。
音楽の素養がないので詳しいことはよく分からない。
自分が音に合わせているのか、向こうが自分に合わせてくれているのか、それは分からないが確かに気持ちいい。
難易度を下げてプレイすれば、いつまででもプレイできそうな気がする。
なるほど評判が良いわけである。

一方で、やはりテトリスである事からは逃れられないんだけど。
難易度を上げるとクリア出来ないし、背景やブロックのデザインが邪魔くさくなる。
かといって、今更テトリスを低い難易度で延々やったところで・・・って事になってしまう。
何がどうあれ、やはりテトリスはテトリスなのである。
テトリスハイと呼ばれるような状態になれる人にとっては、通常のテトリスより喜びの上積みがありそうな気はするんだけどね。
残念なことに私にはそれを体験することが出来ないので、あくまで気がするだけである。


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