DS

末期症状 2008_10_02

 

このところPS3や360で遊ぶ気が全くしない。
メンド臭いんだよね、据え置きのゲーム機って。
自分の好きなところで止められないかもしれないと思うと、なかなか電源を入れられないのである。
私がいま一番使いたいマシンはPSP。
ところが、PSPには遊びたいゲームが見あたらない。
弱った。
結局DSで遊ぶより他にない、という状況である。

しかし、DSもちょっとどうなのかな、と思い始めている。
末期的だな。
『イナズマイレブン』をやってるとき、なんとなくSFC末期のこなれた無難さを感じていた。
末期のゲームっては穴が無くなってきて、良くできてるんだけど、凄い!って感じがない。
無駄にムービーが入ってるあたり、やることが無くなってきた証明なんじゃないか。
いわば物量作戦だ。

ついでにもう一個、『ワールド・デストラクション』ってRPGを始めたら、音声が飛ばせなかった。
圧縮した音声だからなのか、DSのスピーカーが悪いのか分からないが、ざらざらの音声を強制的に聞かされる。
ゲームシステムは違うけど、印象としてはテイルズシリーズみたいな感じだな。
この感触は、SFCでドラクエやFF以外のその他大勢のRPGが開発された頃に似ている。
FFを模倣したそこそこ良くできたRPGが大量に開発された時代の、あの感触。
こういうゲームが悪いわけじゃないけど、そろそろDSも次世代機を考えるステージに来ているんじゃないか、という気がした。

そんなことを考えていたら、今日新型DSの発表があったようである。
事前のリーク情報通り、カメラ付きでやや液晶が大きくなったもののようだ。
おそらくカメラで撮影した顔写真なんかをゲームに取り込んで遊ぶことを想定しているのだろう。
遊びにコミュニケーションを取り入れる方向に違いない。

でも、私は写真大ッキライだし、誰ともコミュニケーションなど取りたくない。
マイナーチェンジではなく、DS2と呼べるものを出して欲しかった。
非常に残念である。
任天堂は割合さっぱり失敗ハードを切り捨てるから、新型DSをみんなが買わなければ、案外早くDS2が出るかもしれないけどね。


戻る