創作ってのは難しいよ。 私はおよそ何かを創作したことがない。 絵は描けない、作り話も書けないし、プログラムも最後まで完成させた例しがないよ。 最近はやろうとすらしなくなったな。 ホントにクリエイティブな才能を持っている人がうらやましい。 クリエイティブな才能などというモノは存在しない、と主張する人には、「努力できることが才能である」という松井秀喜の言葉で反論したい。 私は努力することが出来ない人間なのである。 だから、ゲームばっかりやってるんだろうな。 ゲームは出来るように創ってあるからね。 ところで、『TEARAWAY はがれた世界の大冒険』は絵的な創造性が重要な作品である。 というのも、自分で物語を創れ、という割には基本一本道であって、プレイヤーが寄与する部分の多くはデザインに集中している。 プレイを進めていくと所々で、主人公をデコレーションしたり、エフェクトに使うオブジェクトをデザインしたり、ステージに貼り付ける写真を撮ることになった。 そこにどれだけ創作性を発揮出来るかによって、最後の感動が大きく変わってくることは想像に難くない。 ところが、これが私はダメだった。 凝ったモノを創る気に全然ならないんだよね。 メンドクセーって感じ。 出来合で済むモノは済ませたし、創る場合でも基本一色しか使わない。 一回だけ2色使ったかな? 静電容量方式のタッチパネルは細かい仕事に向いてないせいもあるんだけど。 単なる絵じゃなくて、紙の重ね合わせだからよりメンド臭いんだ。 写真も今いる場所から動きたくなかったので、天井の写真とかで済ませた。 どんな作品を提出しても、結果は変わらないだろうと想像がつくので、かなり手を抜いてプレイしてしまったな。 それでも最後に私は結構感動した。 しかし、頑張って創作した人たちはもっと感動しただろうな、きっと。 自分はこのゲームを半分も理解していないのではないか、という後ろめたさを私は感じている。 でも、それも仕方ないだろ。 ダメな自分も許してやらないとゲームし続けていくことは出来ないよ。 <余談> 細かい作業をするなら、やっぱり感圧式の方が優れている。 WiiUはタブコンで細かい作業をさせた方がイイかもね。 感圧式タッチパネルを採用した高性能ゲーム機は他に存在しない。 |