システムを理解すること。 その手間を惜しんでいたら、結局ゲームを楽しむことは出来ないんじゃないか。 『サイヴァリア』を買った。 『サイヴァリア』はPS2用に「サクセス」から発売されたシューティングゲームである。 私はこのゲームをインプレス(PC系では有名なHP)の紹介記事で知ったのだが、なんでも敵弾に掠ると得点や攻撃レベルがアップするゲームで、アーケードでは有名なシューティングだったんだそうだ。(私は知らなかったけど) 狙って「掠る(かする)」というのは、いかにもマニアウケしそう。 最近ゲームらしいゲームやってないなあ、と思うところもあり、私もやってみたくなったのだ。 このためにPS2用のRGBケーブルも入手した。 ところが、やってみて思ったことには、「なんかよくわからんなあ」という印象だったのである。 というのは、当たり判定がわからなかった。 どこまでが当たりなのか。 私は気付いていなかったのだが、実はレベルアップすると無敵時間が発生するので、当たってもOKだったのだ。(マニュアルには書いてない) 判定に納得の出来ないゲームって、やる気がわかないもので、「もう、どうでもいいかな」と思い始めていた。 とはいえ、ものすごく苦労して縦置きモニタに接続したのに、これじゃあバカらしいよ!と思ってもう一回はじめに読んだインプレスの記事を読み直した。 そうすると、ちゃんと無敵時間の記述もしてあって、ローリングその他のシステムも理解することが出来た。 結局私は何も知らずにプレイしていたわけである。 面白いはずがない。 システムを理解した上で、とりあえずクリアするための戦略を立ててみた。 ・無敵時間を利用して、積極的にBUZZを稼いでいく。(BUZZ=かすり) ・ローリング時の強攻撃でボス戦を短くする。 ・ボス戦はボムキャンセル無敵時間を利用して生き残る。 すると、いとも簡単にクリアできてしまったのだ。(ノーマルレベル、最弱コースだけど) しかも面白かった。 更に、ここから先は意地を張るステージに自分を持っていけるわけである。 ホントにシステムを理解する手間を惜しんじゃいけないんだよなあ、と思った。 深く反省。 でも、それをみんなが出来るかといったら、やはりそうではないということも事実のはずだ。 いつも書いているけど、私達にはもう難しいゲームをしなければならない理由はどこにもないんだから。 だからゲームがプレイヤーに手をさしのべなければならない。 もっとも、この『サイヴァリア』というゲームには、そういう配慮は全くなされていないワケなのだが。 <余談> 「ものすごく苦労して縦置きモニタに接続した」というのは、画面が緑っぽくなってしまうトラブルを回避できなかったこと。 DCやSSでは正常に表示されるのに。 モニタのRGBを調整しても直らず、モニタのマニュアルを読んでも原因がわからなかった。 購入してからしばらくは緑色の画面を見ながらプレイすることになって、それがやる気のわかない原因の一つにもなっていた。 実は単にPS2のシステムで出力をRGBに切り替えてなかっただけ。 余りにも愚かであった。 <補足 2002_05_20> 上の文面で『サイヴァリア』と書いてますが、リビジョンの方の話です。 リビジョンしかやってないんで。 |