サバイバルキッズ 〜Lost in Blue

生きるって事は喰うことだ 2005_09_02

 

『サバイバルキッズ〜Lost in Blue』というゲームを始めた。
どんなゲームなのか全く知らなかったのだが、なかなか『パワプロ12』が軌道に乗らないので、何かをプレイする必要があったのである。
新作かと思いきや、シリーズものなんだそうだ。

このゲームは名前が示すとおり、子供(といってもゲームの世界では都合よく使われる14〜15歳)がサバイバルするゲームである。
不幸にも初めての一人旅で船が沈没して無人島に流れ着いた、という設定なのだ。
主人公は15歳の男の子で、同じ島に流れ着いた14歳の女の子がヒロイン(奥さん?)扱いになっている。

このゲームは正にサバイバル。
最終的には脱出することが目的らしいのだが、とりあえず生き延びなければならない。
やたらと腹を空かせやがるので、とにかく食べ物の確保が重要である。
椰子の実やらキノコやらを拾って喰う。
ワカメやら貝を調理して喰う。

序盤はヒロインの料理が下手なのもあって、なかなかお腹がいっぱいにならない。
ヒロインの分も探して来なきゃならないので大変である。
大体一日20分ぐらいなのだが、ただ食べ物を探すだけで何も探検できずに終わってしまうこともある。

ところが、これが全然苦にならないんだ。
結果的に見るとただ無駄に時間を使っただけなのに、何となく充実感がある。
ただひたすら天然ジャガイモ掘っていただけの一日でも、何かやったような気がする。
「牧場物語」なんかで農作業するのとちょっと感覚が違うな。

だって、生きるためにやるんだもん。
このゲーム、喰わないとホントに死んじゃうんだから。
生きるって事は喰うことなんですよ。

テンポはそんなに良くないし、操作系も洗練されてないんだけど、このゲームなんかスゴイ!
なんかよくわからんがスゴイ!
飽きもせず芋掘りをしていると、そんな気がしてくるのである。



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