しかしまたWiiUの同発ソフトは弱いな。 いったい何を買えというのか。 『New スーパーマリオブラザーズU』を買ったのは、他に何もないからである。 私、よく考えたら、「スーパーマリオ」とか全然好きでも何でもないんだよね。 目新しさもないし。 どうにもやる気にならなくて、3日ほど前まであまりプレイが進んでいなかった。 しかしプレイすると、やっぱりよく出来てるなあとは思い知らされる。 簡単にクリアできているうちは、そのことに気づかない。 死ぬとよくわかるのだ。 慣性のあるマリオの挙動に絶妙な位置の障害物、ジャンプしたくなるところに飛んでくるモモンガ、天井に頭を抑えられた状態での避けジャンプとか。 地面の種類や挙動によって加速も変わるしね。 死ぬたびに、よくできとんなーと感心する。 一方で、よく出来ていると気づくってことは死んでるわけで、同時にしんどいゲームでもある。 とりあえずエンディングみるだけでも、結構苦労したもんね。 セーブポイントにたどり着く前にゲームオーバーになって、2つぐらい前のステージからやり直しとか、すげーイヤだった。 だから、ゲームオーバーになる前に、残機稼ぎとかもやらざるを得なかったな。 面白いっていう前にしんどかった。 ゲームに装飾がないから、ホントに生のままのゲームをやらなきゃいけないんだよ。 スーパーマリオシリーズ何作も出してるのに、こんなのよく売れるよな。 こんなゲームをやろうって気持ちになる人が沢山いることに、むしろ私は驚く。 だからこそ、おてほんプレイが用意されてるんだろうが。 何回か死ぬと、スタート地点におてほんプレイのボックスが出てくるんだけど、超うるさいの。 癇に障るチャイムみたいな音が鳴り響いて、鬱陶しくて仕方なかった。 たぶん創り手の方も、心が折れる前に使えってアピールしてんだろうな。 ゲームはさせたいが、くじけるプレイヤーは救済しなければならないという話だ。 そういう意味では、理にはかなっている。 ただ、よく出来てるとは思うけど、面白かった!と声を上げる気にはならない、というのが正直なところだな。 歳のせいなのか、なんなのか知らないが、とにかくしんどかった。 これしか選択肢がないっても、ユーザー的には辛いんじゃないの? |