『Hello Kitty Island Adventure』を断念した私は何か別のゲームをやらなければならなかった。 だって600円払ったのに勿体ないでしょ。 何かないかと探しているときに見つけたのが『Stela』。 有志の方がつくっている一覧表にタイトルがなかったので、てっきり新作かと思った。 これでいい、と。 どうせやるなら新作の方がやりがいがある。 やってみたら、まったく新鮮味のないゲームだった。 『Inside』を初見殺しにしたような感じ。 女性っぽいキャラがひたすら右へ進んでいくのだが、ストーリーは全く分からない。 エンディングを見ても分からず、ポップアップされた実績のタイトルを見て、そんな壮大な話だったの!?って驚いたぐらい。 やればやったで、そこそこ面白いんだけどね。 初見殺しって、繰り返しやれば必ずクリアできるから、そんなに難しいわけじゃないし。 ただ、エンドロールに「produced by Apple」と書かれていて、そこがちょっと不思議だった。 こんなありふれたゲームにわざわざAppleが金を出すかね?と思って。 調べたらこれ、新作でも何でもなかった。 AppleArcadeを立ち上げるときに、数合わせでApple側が発注した作品なんだな。 期限に間に合うようにって。 たぶん、ある程度フォーマットが出来ていて、作りやすかったんだろう。 リリースが4年前なら、こんなゲームでもわからないことはないか。 背景のモニュメントが『Somerville』に似てる、と思ったりもしたのだが、こっちの方が先だから真似したわけじゃないし。 私がたまたま食傷気味だっただけで、たぶんこのゲームが悪いわけじゃないんだろう。 それにしても、サブスクで遊びたいゲームを見つけるのは難しいね。 俗にいう渡り鳥をやっても、なかなか新しい体験はできない。 新しい体験を欲するなら、ちゃんと金を払えってことだな。 |