昨年末の話である。 アマゾンのサイバーマンデーセールを眺めていて、メッチャ安いDELLのゲーミングPCが出品されている事に気付いた。 Ryzen5にRX570が載ってて、税込み・送料無料で7万6千円ぐらいだった。 これはべらぼうに安い。 ショップブランドだったらビデオカードなしの値段ですよ。 しかも、真っ当なメーカー品だけあって、最初から無線LANやBluetoothも標準装備。 DELLならリサイクルも着払いでやってくれる安心感もある。 思わず買ってしまった。 もう余計なPCは買わないと心に誓っていたのに。 しかし、届いたら届いたで使い道に困ってしまう。 私はPCでゲームなんてしないから。 使うとしても精々イリュージョンの3Dエロゲーぐらいか。 確かに凄い効果は確認できた。 それまで使ってたPCで24fpsだったのが、75fpsとかになったからね。 もうオッパイとかプルンプルンですよ。 ちょっと感動的ではあった。 でも、それだけの話。 時間が経つにつれて、これを何かに使わないのは勿体ないと私は思い始めた。 カタログスペックとしてはPS4Proを超える性能があるはずなんだ。 使うとすれば、やはりSteamか。 Steamにクレジットカードを使うのには若干不安を覚えるが、この際致し方なかろう。 とりあえずコントローラーは必要だ。 XBOX360のコントローラー、捨てなきゃ良かったな。 やむなくアマゾンでXbox360互換のコントローラーを買った。 さて、ここでようやくSteamのラインナップを眺めてみて、重要な事に気付く。 遊びたいゲームがない! だって、大抵のメジャータイトルはPS4で発売されているわけですよ。 それでも私はやってこなかった。 やりたくないんだから。 それを半額セールだからといって買うか? 買わないよ。 表現の問題で日本で発売されてないヤツだって、アマゾンで海外版を買おうと思えば買えたわけだし。 でも、今更何も買わないわけにはいかない。 トップページの一番上に大きく50%offと表示されていた『undertale』をなんとなく買ってみた。 うっすらといい評判を聞いた記憶はあったんだ。 安いから失敗してもダメージは小さいという気軽さもあった。 でも、やってみたら評判に違わず面白かった、『undertale』。 ゲームの話はまた別に書くとして、こういうインディーズタイトルにコンタクトするチャンネルとしてのSteamには価値があるかもしれないな。 コンシューマーよりは早く安く手に入る事が多いわけだし。 結果としては、ゲーミングPCを一台持っておくのも悪くはなかったな。 やりたいゲームが見当たらない現状に鑑みれば特に。 |