このところ、任天堂関係のインタビュー記事を全く読んでいない。 Wii/DS時代はよく読んでたんだけどね。 当時は自分の考えと任天堂の考えがぴったり一致していて、読んでると自分の理論が補強されていくような気持ちよさを感じていた。 ところが3DSあたりからどうにも納得できなくて、読みたくなくなってしまったのである。 「社長が訊く」すら読んでない。 マメにインタビュー記事を読んでいれば、こんな事にはならなかったのに。 まあ、マニュアルを見ていれば、そもそも何の問題も無かったわけだが・・・。 『ピクミン3』はなんかしらんけどストレスを感じるゲームだった。 一日が短かったり、食料でプレイ日数がリミットされるせいなのかな。 とにかく上手にプレイしなきゃって気持ちにさせられる。 上手にプレイするためには、一回ステージを歩いてみて、どこにどのピクミンを連れて行くかを考えてから、リスタートする必要があった。 実は食料にはかなり余裕があるので、そんなに頑張る必要も無いのだが、それは後になってみないと分からない。 結局、上手く出来るまで何度もやり直すことになる。 普通はそうやってると、よりゲームが面白くなっていくものだ。 ところが、このゲームはあんまりそう感じられなかった。 プレイするのがイヤでイヤで、中盤ぐらいまでペースが上がらなかったのである。 そんなとき、たまたまネットの記事を読んでいたら、宮本さんがWiiリモコンを使うのがデフォだと言ってる、って書き込みを見つけた。 そんな馬鹿な、と私は思った。 だって、Wiiリモコン、標準装備じゃないじゃん。 でもマニュアル見てびっくり。 ホントに一面に大きくWiiリモコンでの操作方法が書いてある! 試しにプレイしてみたら、Wiiリモコン使った方が断然ラク。 投げるときはそうでもないけど、遠くに散らばったピクミンを集めるときはかなり差が出た。 視点を回せなくなるが、それよりメリットの方が大きかった。 Wiiリモコンを使い始めてから、だいぶ印象が変わったな。 どんどんプレイしたくなって、そこからクリアまであっという間だった。 振り返ってみると、タブコンの操作を最も大きなストレスだと私は感じていたようである。 なるほどWiiリモコンがデフォで間違いないだろう。 ただし、タブコンが操作しづらいってことは、それがゲームであるとも言えるわけだ。 操作しやすくなってしまってホントにいいのか、というと、そこにはコンシューマーゲーム機ならではの問題があるような気はする。 |