Wiiで成功するのは難しい。 どういうゲームをつくっていいのか、よくわからなかったんだろうね。 そんな中でもいくらか成功を収めたメーカーはある。 UBIsoftなんかはその一つなんじゃないか。 バンダイナムコと並んで、任天堂がつくったお手本通りのゲーム作りで成功したメーカーさんだと私は認識している。 だから、まあまあ信用していいんじゃないか、と思ったのである。 でもやっぱり違うんだな、WiiとWiiUは。 ホントにビックリしたよ。 何にビックリしたって、UBIがWiiUで発売した『スポーツコネクション』に。 今どきここまで出来が悪いのも珍しい。 あごが外れそうになった。 まずチュートリアルがない。 ロード中に簡単な説明図が挿入されるだけ。 ほぼ同発のゲームでそんなことあり得るのかな?って思うじゃない。 でも、それどころじゃなかった。 WiiUの新しい使い方がほとんど提案されていないし、数少ない新規操作も従来動作と比べてまったく優位性を発揮していない。 こんなんだったら、同発でこの手のミニゲーム集を出す意味が無いじゃないか。 それ以外にも、ゲームが始まるまでが煩わしかったり、プログラミング技術が著しく低いと思われる挙動を示すことがたびたびあった。 いや、それ以前にゲームをつくっている人が、モチーフにしているスポーツをそもそも知っているんだろうか?という疑問すら湧くな。 これはアカンと思って、速攻で『Nintendo Land』を発注した。 そらそうだよ。 最初は『Nintendo Land』やらなきゃダメだ。 『New スーパーマリオブラザーズ U 』とかやってる場合じゃなかった。 こっちだよ。 これをお手本にすれば、さすがに『スポーツコネクション』は出来てこないだろ。 よくよく研究していただきたい。 まあでも、話の種にはなるけどね。 のちのちWiiUが普及した暁には、「初期のゲームはホントに出来が酷くてね。『スポーツコネクション』って知ってる?あれ凄かったんだぜ!」なんて自慢できるかもしれないよ。 <余談> 本体と同時に『Nintendo Land』買わなくてよかった。 12月8日にプレイしてたら、たぶん任天堂株買ってたよ。 これはイケル!と思って。 買ってたら大損だった。 |