このところ『Spiritfarer: Farewell Edition』をプレイしていた。 もちろんGamePassで。 このゲームは凄く魅力的。 何が魅力的って、迷える魂をあの世に送り出す、それも心残りがなくなるようにお世話をして送り出す、というコンセプトが魅力的。 主人公はカロンの後任として彼岸への渡し守をやることになるのだ。 ギリシャ神話のカロンと違って、舞台は海みたいな場所だけどね。 しかし、やってみると、予想していたのとはちょっと違った。 既存のゲームでいうと、「牧場物語」に近いのかな。 好感度を上げないと話が進まないところなんかは、「のび太の牧場物語」により近いような気がする。 海を進んでいく間に船の上で「牧場物語」をやるのだ。 迷える魂のお世話に必要なものを作っていく。 作物を育てたり、糸をつむいだり、設備を作ったり。 船での移動に時間がかかるので、その間に作業させる意図であろう。 私は結構好きだな、こういう作業が必要になるゲームも。 最悪ラジオを聴きながらやっても平気な感じ。 ただし、ちょっと問題はあった。 このゲーム、自由度が高くて、何からやってもいいし、時間制限もないように創られている。 でも、序盤に必要なイベントすら誘導されないんだよ。 序盤に石英が8個必要なんだけど、あるイベントをこなさないとまとめて手に入れることはできない。 そうなると、偶然手に入るのを待つしかないのだ、海の底から。 これは時間の無駄だったな。 いま序盤にできることを大体全部やって15時間ぐらい。 それで達成率は11%だよ。 まだ誰もあの世に送り出してない。 この調子じゃ、どれだけ時間がかかるかわかったもんじゃないよ。 現在、氷河突き進むのに必要な装備を作るのにあるアイテムが必要なのだが、これも手に入らなくて困っている。 この辺がインディーズのインディーズたる所以なのか。 大手メーカーであれば、テストプレイヤーから詰まりやすい箇所が挙がってきて、ヒントなりなんなり入れるはずなのに。 手が回らないことを自由で誤魔化しているようにも感じられる、私には。 それも含めて楽しめ、ということなんだろうけどね。 |