TRIZEAL トライジール

お金の使い方 2005_04_07

 

このところ連敗である。
何に負けてるって、シューティングゲームに私は打ちのめされていた。
『怒首領蜂大往生』『サイヴァリア2』と連続して立ち上げに失敗していたのである。
新しいシューティングゲームを買うよりは、こいつらを何とかした方がいい。

ここで一つ問題がある。
私ですらDCを起動することも少なくなりつつある今日この頃、というか、明日(4/6現在)発売されるDC用のシューティングゲームがあるのだ。
これを買うべきか否か。
『TRIZEAL(トライジール)』 なんて聞いたことない。
どんなゲームなのか知らない。
この開発者が過去にどんなゲームを創ってきたのかも知らない。
面白いという話も聞いたことがない。
さて、どうしたものか。
正直、あまり買う気にもなれなかったのだが、結論からいうとアマゾンに予約を入れておくことにした。

アマゾンのカスタマーレビューを読んでいたら、『TRIZEAL(トライジール)』を開発したトライアングルサービス社からSOS信号が出ているというのである。
思わずSOS信号をキャッチしてしまった。
SOS信号の内容は、要するに、買ってくれないともうシューティングゲームは創れなくなっちゃう、というのだ。
シューティングゲームを創りたい一心で個人的に借金までしちゃってるんだそうで、その心意気は大いに買いたい。
一言で言えば、シューティング・ラブということのようである。

まあ、私は別にシューティング・ラブじゃないし、彼らが今後シューティングゲームを創れなくても別に困らない。
おそらく買ってもそんなにプレイはしないだろう。
世間で良くできているといわれるゲームにはそれなりに理由があって、名前をあんまり聞かないようなゲームはやはりそれなりの理由があるものである。
面白くはないかもしれない。
それでも、ゲーム一本分ぐらいのお金は払ってもいい。
そういうお金の使い方が許されるぐらいの歳にはなった。



<後日談 2005_04_19>

SOS信号をもう一回読んだら、凄いことに気がついてしまった。
このクリエイターは『トライジール』について何も書いてない!
前作の『トゥエルブスタッグ』と開発凍結中の『ProjectΛ lambda』について書いてあるだけだった。
真面目と不真面目の微妙なラインを行き来する巧みな文章に騙されたよ 。
いや、後悔はしてないけど。



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