凄いよなあ。 この割り切り。 やっぱり仕事でゲームを創っている人は違う。 いつも驚くけど、『ロックマンエグゼ5 チームオブブルース』(以下『5』)はスゴイ。 ここまで来るとスゴイ発想というより、呆れるほどの開き直りと言うべきかもしれないが。 随分と前のことになるけど『2』をプレイしたときに、この発想スゲーな、と思ったのは、実行形式のプログラムが固有の人格を持っている、という事だった。(ロックマン達だけじゃなくて、普通のプログラムもみんな持ってるんだ) 人格がプログラミングされているワケじゃない。 こんな世界を創造しちゃっても許されるんだということに私は驚いた。 しかし、今やそんなことに驚いていてはいけない。 物事はどんどんエスカレートしていくのである。 ネットワーク上に雲があるぐらいは何となく許せなくもない。 ネットワークの傷害を雲に例えるぐらいはあり得そうな感じである。 だが、ネットワークの中に水があるって、どういう事なんだろう。 ネットワークが水に浸かっているんです! ただ船の制御ネットワークだからというだけの理由で。 ロックマンにダークチップを埋め込むってどういう事よ。 「チップ」ってハードじゃん! ダークモジュールなら何となくわからんでもないけど。 もうなんというか、ネットワークの世界に現実世界と同じものがあると思っちゃえばいいんだ、という開き直りだな。 もう何でもあり。 ゲームに仕掛けを導入するためにやっていけないことなんかないんだろうな。 子供が相手だし。 私なんかは、そんなことしていいんかしらん、と心配になっちゃうんだけどね。 「ロックマンエグゼ」って毎回やってること同じなので、もうこれ以上やる必要ないかとも思っている。 しかし、今後どう展開していくのか、ちょっと気になる部分もあるんだ。 『5』の最後のほうなんか、ネットワーク世界と現実の関係がめちゃくちゃになってきていて、行き着くところはロックマンの実体化しかないんじゃないような気がする。 まさかとは思うけど。 <追加 2005_01_20> そういえば、ゲームについてなんにも書いてなかった。 今回チームバトルみたいなのが導入されてすごく新鮮だった。 一回の戦闘につき3ターンしか回ってこないので、今までより緊張感があったな。 ただ、相変わらず迷路みたいな通路をうろうろさせられるのは、勘弁してくれって感じー。 この辺は毎度変わらないね。 |