ちびロボ!

眠さで気がつく事実 2005_07_25

 

『ちびロボ!』。
これは面白かった。
少なくとも中盤までは。
人間って褒められたい生き物なんだな、と感じられるゲームなんだ。
スケールが小さくなると、小さな事が大仕事になって、色んなことが褒められる対象になる。
これはいい着眼だ。
だって、嬉しいもの。
(例によって、ゲームの説明はしない)

イベントをクリアすることが次のフラグになっていて、中盤まではどんどん物語が進んでいく。
ところが、さすがに後半はそうもいかない。
一カ所フラグに気付かないと、他のフラグも立たないので、何もイベントが起きない時間が生まれる。
あちこちの部屋を歩き回ったり、アイテムを望遠鏡で探すことになる。
これが眠かった。
というか、実際プレイ中に何回も寝てしまった。
スケールが小さいので、移動に凄く時間がかかってしまうのだ。
これは小さいことの弊害である。
余りにもよく寝てしまったため、夜眠れなくなって、生活のペースが狂ってしまう有様であった。

うとうとしながら、キャラクターが喋るワケのわからない言葉を聴いているうち、「あれ?こんな事、前にもあったな」と思った。
『チュウリップ』と全く同じ感覚だったのである。
よく考えたら3Dになってるだけで、やってること同じじゃん。
プレイヤーが耐えてくれるだろうと想定している負荷も性質として同じなんだ。
ぱぱっと目的地に行けるようには創らない。
ああ、同じ人が創るとゲームって同じになるんだな、などと思いながら私は眠りに落ちた。

で、クリアしてから調べてビックリ。
『チュウリップ』を創った人と『ギフトピア』『ちびロボ!』を創った人って別人だった。
信じられない。
少なくとも『チュウリップ』と『ギフトピア』を創った人は同一人物だと思っていた。
全く同じゲームだと感じていたのだが。
まさかこんなゲームを創る人たちが二人いるとは思いもよらなかった。(2チームというべきか)

いい加減なこと書いてちゃいけないよな、と少し反省している。
たぶんいないと思うけど、むかし私の書いたものを読んで誤解している人がいたら訂正しておいてください。
でも、全く同じだと思ったんだよ、ホントに。



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