マリオカートDS_3

自慢が裏目 2006_01_05

 

『マリオカートDS』を楽しむのは意外と難しい。
良くできているのに、なかなか楽しむところまでいかないな。
大体からして、シングルプレイの方がWiFi対戦より面白いところが良くない。

はじめはロクに練習もせぬままいきなりWiFi対戦をやっていたのだが、どうにも勝てなかった。
やはり全コースを覚えるぐらいまではやらないと話にならない。
仕方がないので、とりあえず一通りグランプリを制覇するまでプレイすることにした。

そうすると、これが結構面白い。
抜きつ抜かれつのいい展開になるんだな、むしろAI相手にやった方が。
8人でやると、どうしたって使い勝手の良いアイテムが出やすくなるから、トップが叩かれる。
結果として、トップが入れ替わる展開になりやすい。
これで一位通過だーっ!!と思ってるところを攻撃されて順位を落とすこともあれば、その逆もあるのだ。
なかなかスリリングで楽しかったのである。

一方、WiFi対戦だとなかなか4人集まれないことが多く、ただでさえプレイヤー数が少ないから一端差がついてしまうと取り戻すのが難しい。
対戦しているはずなのに、勝っても負けても一人旅〜ってことがよくあるな。
わざわざ時間をかけて対戦相手を検索しているのに、意味ないじゃん!ってしばしば思った。

だったら、ずっとシングルプレイでいいか、という話になるんだけど、それもまたモチベーションを保つことが難しい。
ゴールが見えないから。
任天堂のゲームは意図的に明確なゴールを設けていないせいもあるんだろうけど、どう遊んで良いのかわからない。

やむなくWiFiで対戦相手を探して、見つからずに時間だけを浪費することになったり、異様にレベル差のある相手と戦ってつまらない思いをする(させる)ことになったり・・・、という状況が現在は続いている。
たま〜にイイ感じに対戦できることもあるんだけど。
たま〜にね。

結局タイムアタックでもするより他にないのか。
やれば間違いなく面白いことはわかっているのだが。
ここまでやったら終わり、というゴールを示して貰わないと、なかなかこれも難しい。
やっぱ友達とプレイしないとダメなのかね。
友達いないのが私の自慢なのに。



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