今まで気付いていなかった。 「Project DIVA」シリーズは、十字キー側で○×△□の入力が出来るのである。 左側を使えれば、連打は半分で済むって事か。 これは楽になるな。 是非左側も使えるようになりたい、と私は思ったのだ。 しかし思いの外、上手くいかなかった。 両手打ちをマスターするにはおそらく、余裕があるときでも左右交互に打ち込む練習をした方が良いんだろう。 でも、そのためには膨大な練習時間が必要になることは容易に想像出来た。 歳をとると、脳みそに新しい回路をつくり上げるのは大変だ。 とりあえず「ダブルラリアット」だけ何とかパーフェクトを出したかったので、私は攻略の方針を考えることにした。 ポイントは何回か出てくる3連打と5連打。 ここを両方とも両手打ちにするか、5連打だけ両手打ちにするか、それとも片手で押しきるか。 これがなかなか決められなかった。 両手でやった方がラクはラクなんだ。 右親指の第一関節に力を入れなくてイイ。 でも今までやってこなかったから、左側の精度がなかなか上がらない。 早く押しすぎることが多々あった。 パーフェクトは遠かったなあ。 体の調子が良いときは、断然片手でやった方が良いような気がして、方針が毎日、というか、数時間おきに変わってしまった。 なにが正解なのか分からずに、ずーっと迷いの中にいたな。 さっき爪が伸びているのに気付いて、両親指の爪を深めに切った。 爪が伸びていると方向キーが斜めに入ったり、他のボタンに引っ掛かったりするからね。 更によーくヤスリで削って、爪をパーフェクトに仕上げた。 そこで心を落ち着けて、片手連打で勝負を挑んだら、パーフェクト出ちゃったよ。 嬉しかったなあ。 72回目のクリアだった。 結局、力押しで何とかしてしまったな。 なまじっか出来ちゃうから、良くないのかもしれない。 せっかく両手打ちをマスターするチャンスだったのに、なんかもうやらないような気がしている。 <後日談 2014_05_17> PSPの『2ND』に収録されている「ダブルラリアット」もパーフェクト出したった。 PSPのボタン、押しやすくて最高だな。 軽くてストロークが深い。 十字キー側も斜めに入りにくくて、ホントにやりやすかったなあ。 両手打ちで7回目にあっさりパーフェクトが出て、逆にビックリした。 |