罪と罰 宇宙の後継者

やり込みにくいゲーム 2009_11_21

 

64でヤリ込んだゲーム、といって真っ先に思いつくのは『罪と罰』。
ストーリー上のつながりがあるのかどうか全く知らないが、『罪と罰』と名前がつく以上、Wiiで発売された『罪と罰 宇宙の後継者』はやってみたいゲームだった。
にもかかわらず、今頃やっとクリアしたのは、引っ越しの準備でWiiをかたづけてしまったからである。
いやホント、すごいゲームだったな。
ノーマルで一周やっただけだが、これほど「やった感」が味わえるゲームも珍しい。
しかし、一方で非常に遊びにくいゲームだな、とも感じている。

このゲームは、基本的には解法を探すことをメインに置いていると思われる。
撃つのか、切るのか、はじき返すのか、避けるのか。
次々と現れるボスキャラごとに攻略法があり、それを探すことが基本線だ。
倒せることは倒せてもやけに時間がかかるような場合は、最善の方法を見つけていない可能性がある。

ただし、このゲームはただ解法を見つければ終わりじゃない。
それを実践する課程で常に複数の行為を同時に行うことを要求される。
普通の2Dシューティングゲームなんかと違って、避けることと攻撃することは同一の行為ではないのである。
ヌンチャク側で避けつつ、それとは別に右手で敵をポインティングする。
さらには、避ける攻撃が1種類ではなかったりするため、脳みその配分が難しいな。
どの程度脳みそを攻撃に回すか、あるいは避けに回すか。
その割り当てもゲームなんだ。
臨機応変には対応できなくて、何十回もチャレンジしたあげく、決めごとを作っていかないとどうにもならない、という局面に何回か遭遇した。
これ、ノーマルでも相当難しいんじゃない?
だからこそ、クリアしたときに得られる満足度も高かったワケである。

このゲームには得点に倍率の要素もあるので、もちろんここからヤリ込みも可能・・・なはずである。
ところが、これは難しいな。
何でかというと、やけに長いからだ。
通しでプレイタイムを計っていないから分からないが、おそらく2時間では終わらないだろ。
繰り返しやるゲームじゃないよな。
難易度的にもノーミスクリア出来るような感じじゃないし。

このゲームはいったいどう遊ばせるつもりで創られたのか?
ステージごとにスコアアタックできるみたいなので、ステージごとにノーミスクリアかつハイスコアを取れるように練習して、時間のあるときに集大成プレイをやれと言うのかな。
私が気がついていないだけで、ボスを瞬殺出来る方法があって、上手くやると短時間で終わるようになる可能性はある。
ひょっとすると、ノーマルでハイスコア目指すよりハードで再挑戦してくれっていうゲームなのかもしれないが。

まだこのゲームとどう付き合って良いのかよくわからない状態。
Kachiのロックオンを使ってハイスコア狙っていくのとか、楽しそうな予感はあるのだが、いかせんヤリ込むにしても方向性が決まらない。
さてどうしたものか。
一周30分程度に縮めたダイジェストモードでもあれば、一議もなくスコアアタックできるのだが・・・。



<後日談 2009_12_02>

引っ越しでしばらくプレイできなかった。
しばらくぶりに再開するにあたって、今後の方針を考える事にした。

結局のところ、最後のボス連戦をクリア出来なければノーコンティニュークリアは出来ないわけだから、最終面をクリアする目処を立てなければどうしようもない。
最初にコンティニュー連発で3時間かけてクリアしたときは、とてもとても出来そうにないと思った。
しかし、やってみたら意外と出来るな。
基本的に攻略方法を見つけるゲームだから、見つけてしまえば実践はそんなに難しくないようだ。
あくまでノーマルの話だけど。
たぶん、各ステージの練習してからまとめのプレイをすれば、ノーコンティニュークリア出来るのではないか。

やはり問題はワンプレイの長さだな。
ストーリーをスキップすれば2時間は切れそうな気がするけど、それでもちょっと長すぎるよ。
絶対にやり遂げてみせる、とまでは断言できないな。


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