シューティング ラブ。 200X、まもるクンは呪われてしまった!

単純なのがいい 2011_02_02

 

ジョイスティック無しでもゲーマー年齢20才は出した。
とりあえず『シューティング ラブ。 200X』はもうイイだろう。
シューティングをやるにしても、オート連射のヤツをやりたい。
方向キーだけなら慣れ次第でどうにかなるだろうと思ったのだ。
私は検索してたまたま見つけた『まもるクンは呪われてしまった!』をプレイしてみることにした。
しかし、それはそれでまた別の問題があることに気づくのである。

ゲームはプレイする方から見ると負荷そのものであり、創る方からすれば負荷のデザインである。
避けシューなんかは左手にその負荷が集中しているわけだが、それが行き過ぎたせいなのか、あるいは新規なゲームが求められたからなのか、当然のことながら負荷の分散が考えられるようになった。
これはシューティングだけのことでないが。
大雑把に言えば、時間的に分散させるか、空間的に分散させるしかない。
時間的に分散させるにはジャパニーズRPGみたいに簡単なことをだらだらと長くやらせることになるだろう。
空間的に分散させるには、使う手やボタンを増やして、一つ一つは簡単なことでも組み合わせると難しい、といった手法をとることになる。
シューティングゲームなんかだと、避けを重視しないタイプは大抵右手側に特色のあるシステムを搭載しているものだ。
比較的簡単な左手の避けとシステムに即したショットの打ち方の組み合わせで負荷を構成する。
それは別におかしなことじゃない。

しかし、私は『まもるクンは呪われてしまった!』をやり始めて、なんかメンドくせぇな、という気がしてきたのである。
このゲームでは溜め押しの長さで効果の異なる呪いショットを使い分ける必要があった。
当然、最適な方法を模索していかなきゃならない。
負荷の組み合わせに対する理解を深めないと面白くないのは当たり前だ。
でも、いまの私はそんなことをシューティングに求めてない。
シューティングをやる時点でもっと単純なことを求めているような気がするのである。
強制スクロールじゃないせいもあって、なんかアクションゲームやってるような気分だな。

どうも気が乗らなくて、結局『シューティング ラブ。 200X』に戻ってしまう自分に気づく。
空き缶撃ってる方が楽しいのである。
ただ空き缶を撃って、ゴミ箱に入れるだけなのだが、延々とやれてしまう。
単純なのがいい。
重力が低く設定されているせいか、空き缶の挙動がなかなか読めなくて、結構神経は使うけどな。
ずっとやってたら胃が痛くなった。


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