私が刑事ドラマに求めているのは淡々と犯人を捕まえること。 刑事がヘマをやらかしてピンチに陥るのなんて見たくないの。 単独行動で犯人に捕まるのとか、絶対にダメ。 バックアップを要請しないで犯人のアジトに潜入するとかあり得ない。 そういう刑事ドラマを見ると、ホンマに腹が立つ。 これから『和階堂真の事件簿-影法師の足』について書くので、まだプレイしていない人は読まないでください。 肝心なところが分かってしまいます。 『影法師の足』は「和階堂真の事件簿」シリーズの第3弾。 前作が面白かったのでかなり高い期待を持ってプレイし始めた。 ところが、スタート直後に主人公はいきなり頭を殴られて記憶を失ってしまう。 おまけに殺人の罪を着せられて。 呆れたよ、単独で捜査してミスるなんて。 本来刑事は単独で捜査しないんだから、単独で捜査するなら絶対ミスっちゃダメ。 都合よく記憶までなくなりやがって! もうね、腹が立って腹が立って、まじめにプレイする気がなくなった。 止めてもよかったのだが、一時間で終わるならと思って続けただけである。 前作に簡単すぎるという評価が多かったせいか、今回は最後の部分だけフラグが見えないようになっていた。 選択肢も多く、それなりに間違えたな。 何回かCMを再生させることになった。 楽しんでプレイしていなかったので、正直なところ、酷く鬱陶しかった。 ところが、当然のようにどんでん返しがあるわけです。 そりゃそうだ。 あんなんで終わるわけがない。 そういえばそうだった。 最初に探偵が出てきて、その後行方不明になってたわ。 しかも所轄の刑事と初対面だってゆってた、そういえば。 これ、ちゃんと考えてたら予想できるじゃん! 怒りに我を忘れて、思考を止めていたよ。 結果、まんまとミスリードされてしまった。 くやしい! やられたことには間違いないから、120円払っておいた。 |