にゃんこ大戦争、城とドラゴン

席が空いている人にアプローチ 2019_08_30

 

『にゃんこ大戦争』はかなり行き詰まっている。
手持ちのキャラでクリア出来そうなステージが見当たらないのである。
もうガチャをひくしかない。
でも、これ以上お金は使いたくないので、なんとかして別の方法でレアチケットを手に入れる必要があった。
ちょうど都合が良いことに、レアチケットを手に入れる方法があったのである。
『城とドラゴン』とのコラボ中に、このゲームをインストールして、あるところまで進めるとレアチケットくれるらしいのだ。
見るからに面白そうな絵柄ではないのだが、レアチケット欲しさに私は『城とドラゴン』をプレイし始めた。

ゲーム内容は『にゃんこ大戦争』に奥行きを足したような感じだった。
奥行き方向にユニットの置く場所を指定していく。
まあまあ遊べそうな手応え。
しかも、城の中でやることが一杯ありそうだった。
時間の経過によって育成したり、開発したり。
ひょっとしたら面白いかも、と一瞬思った。

しかし、レアチケットをもらうところまでやったら、それ以上はやらなかったな。
面白くないわけじゃない。
同時に2本抱えるのって無理だね、こういう継続的なゲームは。
『にゃんこ大戦争』をやってる限り、他のゲームが入り込む余地がないよ。
おそらく人気の差から考えて、『城とドラゴン』側がにゃんこ側にお金を払っているんだろうと推測するのだが、あんまり意味ないかもね、人気コンテンツとコラボしても。
だって、『にゃんこ大戦争』をどかさない限り、その座は空かないんだから。
『城とドラゴン』側からすれば、ダウンロード数が増えるだけでいいのかもしれないが。

そう考えると、NSの『ふたりでにゃんこ大戦争』とか、3DSの『パズドラ』なんかの方がアプローチとしては正しいのか。
既に定番スマホゲーをやっている人にアプローチしても効果は薄い。
まだ席が空いてる人にアプローチしなきゃ。
スマホを買ってもらえない子供とかにね。
それもアプリ版よりちょっと劣るヤツを。
まんまと填められたよ、私は、子供じゃないけど。
『ふたりでにゃんこ大戦争』では物足りなくなっちゃったもの。
導線としてよく出来てるんだよ、あれ。


<追加>
スマホに買い換えたばかりで席が空いているお年寄りにヒットしたのが『ポケモンGO』だ、と考えればしっくりくる。


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