ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊_2

シレンの匂い 2006_01_06

 

私は「不思議のダンジョン」の定義がよくわかっていない。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』をプレイする前は、何となくポケモンキャラで「風来のシレン」をやるんだろうと思っていた。
ところが、実際やってみると全然違う。
ダンジョンごとにレベルがクリアされない、というだけでなく、フィーリングが違うのである。
むしろ普通のRPGをやっているような印象だった。

いや、普通のRPG以下だったかもしれない。
すごく眠くて、寝る前に少しだけやると寝付きがよくなった。
布団に入ってから仰向けになって10分ぐらいやっていると、すごい勢いで睡魔が襲ってくるのである。
私は寝付きが悪いタイプなので、これは重宝した。
睡魔が襲ってきた、と思った瞬間にNDSを閉じてそのまま寝ていたのである。
NDSのスリープ機能はたいそう便利であった。

こう書くと『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』がつまらないゲームみたいだけど、これは立ち上げ部分の話。
立上がってしまえば、それなりに面白かった。
一応のエンディングを迎えたときは涙を流して感動したものである。

ところで、今回の本題はここからである。
このゲームには続きがある。
クリア後も救助活動は続くのだ。
難易度もぐっと上がってくる。
そうすると、ちょっとシレンの匂いが出てくるんだな。
危機に直面しないとこれは感じられない。
なんてったって「試練」って言うぐらいだから。

たとえば、食べるものがなくなって、やむなく治療アイテムを食べているときなんかはシレンっぽい感じがするんだ。
いろんなもので空腹を紛らわしつつ更に深く潜っていき、いよいよ食べるものがなくなって一歩あるくごとに体力が減っていく中でボスと戦う。
体力よ、あと一撃もってくれ!
っていう状況になると、これは楽しい。

たとえば、体力の少ないときにモンスターハウスに放り込まれる。
激ピンチ!!
なんかアイテムないの?って探して、いつもは使わないアイテムで危機を回避する方法を思いついた。
やったぜ、って時も楽しいな。
うん、メチャメチャ楽しい。

難易度が上がってくると、こういう局面が出てくるんだ。
今のところ、頻度は少ないけどね。
正直いうと、やってる途中で眠くなってとりあえずスリープしておくこともある。
でも、もうちょっとやろうかな、という気にはなってきた。
エンディング見たときは、やめるつもりだったんだけど。



戻る