続・僕らの太陽

恥ずかしかったこと 2004_10_12

 

これは恥ずかしい。
穴があったら入りたいよ。
しかし、私は自分を弁護したい気持ちにも駆られているのである。

『続・ボクらの太陽』というゲームがある。
太陽光を使うことでちょっと話題になった『ボクらの太陽』の続編に当たる作品だ。
太陽光を使うってどういうことだろ?という興味があって、前作よりも遊びやすくなったと評判の続編をやってみることにした。

ところが、あるシーンから私は先に進めなくなってしまったのだ。
バンパイア化した主人公がパイルドライバー(太陽浄化)に耐えられず倒れてしまうシーンで、主人公が復活しない!
話の流れからして、明らかに太陽光の力で復活するはずなのだが、Aボタン(太陽チャージ)を押しても何も起こらない。
強制ゲームオーバー・・・。
わざわざ早起きして、太陽の出ている時間に何回もやったというのに。

「これは不具合だ!」と思った。
コナミにメールを送ったところ、「そんなはずはない」ということになって、最終的に不具合疑いとしてカートリッジをコナミに送った。
しかし、結果から言うと、これは不具合ではなかったのである。
単にカーモスの呪いにかかっていて、太陽チャージが出来ないだけだった。
お恥ずかしい限りである。

ただ、私は言い訳がしたいのである。
不具合だと思うにはそれなりの理由があるのだと。

私が「不具合だ」と思ったのには、たくさんの理由がある。
太陽チャージが出来ないのはバンパイア化したからだと思いこんでいたとか、「カーモス」という単語の意味を知らなかったとか、前作をやっていなかったとか、挙げようと思えばいくらも私は理由を挙げることが出来る。

しかしながら、もっとも大きな理由は間違いなく一つである。
「今時のゲームは即死イベントに突入する場合、必ず回避するためのフラグは全部立っている!」
私は長年の経験からそう確信していた。
今時のゲームはたいへんプレイヤーに優しくつくられているのだ。
回避出来ない即死イベントに、少なくともコンシューマのゲームは突入しないはずなのである。

実際、私の考えは半分間違っていなかった。
イベント上のフラグは全部立っていたのだ。
まさかステータス異常だったなんて・・・。
恥ずかしいにもほどがある。

今回は大いに反省しなければならない。
不具合だと確信した私はゲームずれしちゃってるんだよな。



<後日談 2004_10_13>

送ったカートリッジを引き取るために、コナミのお客様係に電話しなければならなかった。
電話すんの恥ずかしかったな。
ファックスに状況は書いてあるのに、電話口でまた説明されて、大きな体が小さくなっていくのを感じた。

電話口で大人ふたりが「パイルドライバー戦の前にですね、カーモスの呪いを解いて頂ければ、えー、ジャンゴがですね・・・」などと話している姿はちょっとどうか、という話はあるのだが・・・。



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