久々にやったつもりだったんだ、「トゥームレイダー」は。 一作飛ばしてるから、5年ぶりのはず、この『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』は。 しかし、マンネリ感が凄い。 考えてみると、「アンチャーテッド」と同じなんだよ。 謎解きがメインの「トゥームレイダー」と戦闘がメインの「アンチャーテッド」では違うはずなんだけど、プレイしながら私の口から吐き出される愚痴が同じ。 あんまりいい事ではないのだが、何が同じなのかについて少し書きたい。 まずだよ。 主人公が何かの遺跡・遺物を探していると、同じものを探している敵がいるわけです。 なんで同時なの?って思うじゃん。 いままで何百年もあったはずなのに、なんで被っちゃうのかな。 でね、主人公は躊躇なく敵を殺しちゃうわけです。 ステルスでバンバン。 探しているものに価値があるのかどうかも分からないし、まだ狙われているかどうもよく分からないのに、雑魚敵を平然と。 そのくせ、敵のボスや自分・仲間はなかなか死なない。 たくさんの人を殺すぐらいなら、最初にボスを殺しておけばいいじゃん。 散々雑魚敵を殺しておきながら、味方が殺されると激おこ。 父親を殺されたかもしれないが、自分は一体どれだけたくさんの父無し子を生産してきたと思っているのだろうか。 正義面も大概にしろ。 こんなのだったらまだ戦争ものの方がマシだよ。 殺し合うのも納得できる。 あとね、ムービーが無意味、その上長い。 歴史や遺跡ついて登場人物達がああだこうだと述べるシーンが大量に再生されるわけだが、そもそも古代文明の遺物に世界を滅ぼす力なんかあるわけないじゃん。 ということは、全部こじつけだよね、部分的に正しいかどうかは別にして。 そんな話、長々聞かされるの、かなわんよ。 ムービーは飛ばせるけど、初見で飛ばしたらワケが分からなくなるから、飛ばしたら要約したテキストが出てくるようにしろ、と思うね、私は。 「トゥームレイダー」側は気の毒ではある。 パクられた方だから。 謎解き事体はそれなりに楽しかった。 壁を登っていくのも嫌いじゃない。 それでももういいかな、とは思っている。 この手のゲームは当分やりたくない。 <余談> ララの顔がイギリス人っぽくない。 新シリーズ第一作では、もっとスラッとした美人だったような記憶があるのだが。 美人は美人でもヒスパニックっぽい顔立ちに変更された気がする。 ゲームの世界でも白人は少数派になっていて、万人受けすると開発者が考える顔立ちがヒスパニックに寄ってきたのかも。 |