ベヨネッタ2_2

意外と訴求力はないのかも 2014_10_02

 

我々プレイヤーがゲームの売り上げを心配しても意味が無い。
それは確かにそうだ。
しかし、気になるのもまた事実である。
一応、私も売り上げデータは毎週チェックしているからね。
いやあ、『ベヨネッタ2』がこんなに売れないとは思わなかった。
だって他にゲームないじゃん。
特に洋ゲーに興味が無い人たちにとっては。
なんでこんなに売れないのだろうか、と私は考えていた。

WiiUのユーザー層に合わないとか、定価が高すぎるとか、いろいろ理由は考えられるのだが、ひとつ目に付いたのはベヨネッタの髪だった。
なんでショートにしたのかな?
ふつう男性は黒のロングが好きでしょ。
これはマイナス要因だろうと思って、比較のためにWiiU用の『1』を一回りやってみて気付いた。
髪の問題じゃない。
そもそも、「ベヨネッタ」って性的なアピールは強くないんだ。
全然イヤらしくない、というか、ゲームオタク層が喜ぶようなエロさではないな、どうみても。

だって、尻アピールとか股押っ広げとか、そんなんばっかりだもん。
そんなとこ見たくないだろ。
肌の露出は全然高くないしね。
クライマックスでは服が減るけど、アングルが固定だからどのみち見たいところは見えない。
見たいところは胸じゃないの?
胸が見えないアングルだから、その時の顔も実は見えてないんだ。
恍惚とした表情でもあれば、また話は違うんだろうけど。
胸に関して更に言えば、『1』の胸は下乳のラインがたわんでないし、『2』ではコスチュームが邪魔して下乳のラインは見えない。
雰囲気はエロそうだけど、実際は全然大したことないんだよね。
前作を雰囲気に釣られて買った人たちは、実はガッカリしていたんじゃないか。
しかも、そういう連中はたぶん本質的にはあんまりゲームをしたいと思っていないだろう。

元々が持ってるポテンシャルとして、WiiUを買わせるほどの魅力はないし、既にWiiUを持っている層が欲しいものでもない。
結果として売れない、ということなのかな。
私もアクション部分が凄く面白い!とか、スコアアタックが熱い!なんて思ってないから、まあ、やむを得ないか。





戻る