我々プレイヤーがゲームの売り上げを心配しても意味が無い。 それは確かにそうだ。 しかし、気になるのもまた事実である。 一応、私も売り上げデータは毎週チェックしているからね。 いやあ、『ベヨネッタ2』がこんなに売れないとは思わなかった。 だって他にゲームないじゃん。 特に洋ゲーに興味が無い人たちにとっては。 なんでこんなに売れないのだろうか、と私は考えていた。 WiiUのユーザー層に合わないとか、定価が高すぎるとか、いろいろ理由は考えられるのだが、ひとつ目に付いたのはベヨネッタの髪だった。 なんでショートにしたのかな? ふつう男性は黒のロングが好きでしょ。 これはマイナス要因だろうと思って、比較のためにWiiU用の『1』を一回りやってみて気付いた。 髪の問題じゃない。 そもそも、「ベヨネッタ」って性的なアピールは強くないんだ。 全然イヤらしくない、というか、ゲームオタク層が喜ぶようなエロさではないな、どうみても。 だって、尻アピールとか股押っ広げとか、そんなんばっかりだもん。 そんなとこ見たくないだろ。 肌の露出は全然高くないしね。 クライマックスでは服が減るけど、アングルが固定だからどのみち見たいところは見えない。 見たいところは胸じゃないの? 胸が見えないアングルだから、その時の顔も実は見えてないんだ。 恍惚とした表情でもあれば、また話は違うんだろうけど。 胸に関して更に言えば、『1』の胸は下乳のラインがたわんでないし、『2』ではコスチュームが邪魔して下乳のラインは見えない。 雰囲気はエロそうだけど、実際は全然大したことないんだよね。 前作を雰囲気に釣られて買った人たちは、実はガッカリしていたんじゃないか。 しかも、そういう連中はたぶん本質的にはあんまりゲームをしたいと思っていないだろう。 元々が持ってるポテンシャルとして、WiiUを買わせるほどの魅力はないし、既にWiiUを持っている層が欲しいものでもない。 結果として売れない、ということなのかな。 私もアクション部分が凄く面白い!とか、スコアアタックが熱い!なんて思ってないから、まあ、やむを得ないか。 |