地方に住んでいると、ローカルのテレビ局が韓流ドラマばっかり放送していることにイヤでも気づかされる。 たぶん安い割に視聴率が取りやすいんだろうね。 日本のアニメが欧米のテレビ局で重宝されてるのと同じだと思えば、そんなに不思議でもないのかもしれない。 といっても、私は一つも観たことないけど。 「冬のソナタ」すら観たことない。 私はあくまで洋物好き。 小さい頃から擦り込まれた嗜好はなかなか変わらない。 洋物への理解は人並み以上であると密かに自負しているところである。(ただし、洋物のAVは除く) しかしながら、やっぱり洋ゲーを楽しむのはそんなに簡単じゃないな。 洋ゲーに限らず、非日本向けのゲームというべきか。 今回、『L.A.ノワール』やってて痛感した。 半端なローカライズでは到底無理だ。 最初に尋問するとき、字幕が下に出るのを見てガッカリした。 下見てたら顔が見えないじゃん。 顔に近いところに表示してくれないと。 しかも、アドバイスが左上に出るんだけど、そっちも見てたら、左上行ってから下へ行って、また上を見るといった案配になって、落ち着いて表情見てられないよ。 その程度のローカライズもしてもらえないんだよね、日本程度の売上じゃ。 それだけじゃない。 単純なローカライズではどうしようも無い問題もある。 顔が分からない。 回想シーンの誰が誰なのか、見分けがつかないんだよ。 実写だったらつくはずなんだが。 リアル調でも微妙にディテールが落ちてるからかもしれん。 あれっ、こいつ誰だっけ?とか思って、話がすんなり飲み込めないときがあったな。 もっというと、女性の顔は全部同じに見える。 全部とは言っても、さすがにヒロインの見分けはつくけど、被害者とか近所のおばさんとか秘書とかがみんなおんなじ顔に見えちゃって、訳が分からなかった。 あれ、こいつさっきも居なかったっけ?とか良く思ったよ。 舞台が昔だから、アングロサクソンばっかり登場するせいもあるんだろうけど。 私は比較的外国人の顔を見慣れているはずなのに、これだからな。 見慣れていない人だと、尚更分からないんじゃないか。 役者さんの表情を再現したのが売りなのに、それが同時に我々にとっては分かり難さにつながっているような気がしてしょうない。 |