トゥームレイダー_2、XBOX360版

Mだなんて嘘 2013_05_20

 

トーク番組なんかを観ていると、強いて言えばSかMか、なんて質問をよく聴くことになる。
あれはなんなのかな、放送作家の発想が貧困なのかな。
ま、それは良いとしても、問題は答えの方だ。
7割方Mじゃないか。
あまりにもMが多すぎやしないか?
そんなわけないだろ、と私は思うのである。
だってあんな事やこんな事したいでしょ。
AVを観てご覧なさいよ。
AV男優が攻めているシーンと攻められているシーンのどちらが多いかを調べれば一目瞭然でしょ。
私の感触では9割以上攻めてるね。
M気質の人が多いなら、こんな比率にはならない。
おそらくMの方が無難だからMと答える人が多いのではないか。
Mと言っておけば、少なくとも危害を加えることはなさそうだからね。


ところで、『トゥームレイダー』の主人公ララは今作で酷い目に遭い続ける。
いきなり船が沈没して水死寸前。
辛うじて岸に着いたと思ったら何者かに襲われ、逃げたら脇腹に金属棒が突き刺さる。
その後も「ダイハード」どころじゃ済まない危機の連続である。
せっかくのお肌も台無し。
ゲームだと分かっていても、とりあえず上着は着ておけよ、と思うほどだった。
布一枚でもあると、すり傷なんかがだいぶ違うからさ。
たぶん胸のラインが見えなくなるから無理な話なんだろうけど。

でも、割と見やすい印象はあった。
痛々しいけど、そんなに嫌じゃない。
ゴツゴツのおっさんが無傷で進んでいくより、特別強いわけじゃない女性が傷つきながら成長していく方が、私には受け入れやすかった。
シナリオを追っていく分にはララ=自分とは感じられず、客観的に観ている感じだったので、私のS気質な部分が出ていたのかもしれないが。

確かに『DOA5』なんかでも、女性同士が戦ってるときの呻き声、いつまででも聴いてられるからね。
写真撮るったって、大した画は取れないんだけど、まあ、見ているだけでもそんなに苦にはならないという感じ。
女性が呻いているのが好きなのかもしれんな。
それは否定できない。

別に私は自分がS気質であることを殊更に強調したいわけではない。
ひょっとしたら、この『トゥームレイダー』を面白く感じていたのは、主人公が女性だったからかもしれない、と思ったから書いたのである。
それもヤケに胸を強調したタンクトップを着た妙齢の女性。
単純に見て嬉しい事も重要なんじゃないか。
そういう結論じゃないと、ついこの間まで「アンチャーテッド」はもういいだろって言ってたのと整合が取れない。



<余談>
たまたまこのゲームをクリアした直後に、アンジェリーナ・ジョリーが乳がん予防のために乳腺の除去手術を行った、という記事を読んだ。
ああいうの読むと、おっぱいおっぱいって書くの、ホントに申し訳ないね。



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