ローリングスター、STEAM版

救済策は用意されている 2025_04_14



ホントに歳を取った。
もう難しいゲームはやりたくないな。
難しいって知ってたら、最初から買わなかったよ、『ローリングスター』を。
しかし、そこは評判のいいゲームだけあって、ちゃんと救済策が用意されていた。
何とかクリアすることはできたのである。

この『ローリングスター』をSTEAMの新作リストに見つけた時、もうすでにいくつか好評価がついていた。
俗にメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルのゲームで、目新しさはないが馴染みやすそうな印象だったから買ったのである。
やってみたら、すごく面白かった。
スピード感があって手触りがイイ。
空中に留まって攻撃ボタンを連打するのが気持ちいいのである。
なるほど評判が良いのも納得だと思った。

しかし、中盤辺りのボス戦でもう無理だと思った。
雑魚戦は簡単なのだがボス戦が難しい。
銃ではなく拳で攻撃するという設定なので射程が短く、ボスキャラの攻撃を受けないように攻撃するのが難しく感じられた。
覚えればある程度はなんとかなりそうな感じはするのだが、私の方にやる気もなかったのである。
レベルアップ1当たりの伸びが小さくて、少し経験値稼ぎした程度ではクリアできそうもなかったし。

しかしながら、そこはそれ。
好評価率100%だけあって、ちゃんとクリアできるように考えられていた。
レベル以外にも、進行に応じて装備やオプションが解放されるように設計されていて、全部を組み合わせれば相当簡単になるのである。
更に宇宙空間に物資と経験値を稼ぎやすい敵が設置されていて、少し時間をかければ簡単にパワーアップできるのだ。
私の場合は、都合3時間ぐらいやったかな。
クリア時のレベルは35。

おそらく上手い人なら稼ぐ必要はないのだろう。
一方で、下手な人のためにイージーモードを作るのではなく、少し手間を取らせるように設計したのは正解なんじゃないか。
その方がクリアした時の満足感は大きい。
私も大満足でした。


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